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西日本太平洋側で強雨 猛暑和らげ草木を潤す雨に

ウェザーニュース / 2024年8月19日 13時40分

ウェザーニュース

今日19日(月)は西日本の太平洋側で断続的に雨が降り、一部では24時間雨量が100mmを超えました。8月に入ってからこれだけまとまった雨が降るのは初めてで、猛暑を和らげるとともに、草木を潤す雨にもなっています。

今夜にかけて非常に激しい雨のおそれ

日本の南に張り出す太平洋高気圧と、台風9号との間で南寄りの風が強まり、西日本の太平洋側には湿った空気が次々に送り込まれています。この影響で九州南部や四国を中心に断続的に雨が降っていて、13時20分までの24時間雨量は高知県黒潮町・佐賀で137.5mm、宮崎県延岡市で133.5mmに達しました。

これから今夜にかけても同じような状況が続く見込みです。太平洋側を中心に雨雲が発達しやすく、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降る可能性があります。

また、夕方以降は日本海側まで雨雲が拡大し、一時的に雨の強まる所がある予想です。激しい雨による道路冠水や河川の増水、土砂災害などに注意をしてください。

西日本は久々に広範囲でまとまった雨

強雨による影響に注意が必要な一方で、今回の雨は恵みの雨の側面もあります。

西日本は梅雨明け以降、夏の高気圧に覆われて晴れた日が多く台風の接近もなかったため、雨は夕立タイプに限られました。昨日18日(日)までの30日間の降水量は宮崎市で平年の11%の31.5mm、高知市は平年の6%の19.0mmなど、平年の20%未満の所が多くなっています。

宮崎市、高知市ともに今回の雨で過去30日間を上回る降水量をすでに観測していて、農作物や植物にとっては恵みの雨です。

また、雨によってこれまでの危険な暑さも解消し、太平洋側は30℃未満の所が目立ちます。明日以降も極端な気温の上昇はなく、体温を大きく超えるような危険な暑さの日はほとんどない見通しです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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