九州で暑さ厳しく体温超えの所も 明日は猛暑エリアが一時的に拡大

ウェザーニュース

今日20日(火)は九州で暑さが厳しく、一部では体温の上回るほどでした。関東は天気回復とともに気温が急上昇し、内陸部を中心に猛暑日になっています。

東京都心は猛暑日目前の暑さ

九州は晴れて日差しが届いたことに加え、台風9号に向かって吹き込む風が山越えとなってフェーン現象が発生し、特に気温が上がりました。

15時00分までの最高気温が全国で最も高かったのは熊本県八代市で38.7℃、次いで大分県日田市が38.3℃、福岡県宗像市で38.2℃と、上位は軒並み九州です。福岡県太宰府市でも37.6℃まで上がって、連続猛暑日の記録は33日に伸びました。

朝は25℃を割り込んで過ごしやすかった関東は雲が解消して日差しが届くとともに気温が上昇。内陸部を中心に35℃以上の猛暑日になりました。東京都心も34.7℃と猛暑日目前の暑さです。

午前中を中心に雲が広がった近畿や東海は気温の上がり方が鈍く、35℃には届きませんでした。

明日は西日本から東海の広い範囲で猛暑日に

明日21日(水)は夏の高気圧が勢力を強めて、西日本から東海にかけての広い範囲を覆います。近畿や東海は今日よりもしっかりと日差しが届く分だけ気温が上がる見込みです。

最高気温は名古屋市で36℃と3日ぶりに猛暑日となり、大阪市も34℃の予想となっています。九州や中国、四国でも35℃を上回る所が多く、今日に比べて猛暑日の地点は大きく増えそうです。逆に関東は今日よりも雲が増える分だけ気温の上昇が抑えられ、東京都心は32℃止まりとなります。

今日は秋の空気に覆われた北海道も再び暖かな空気が流れ込むため、30℃近くまで上がる予想です。