1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

台風10号(サンサン) 発達しながら本州に接近か 来週は広範囲で荒天のおそれ

ウェザーニュース / 2024年8月22日 16時0分

ウェザーニュース

8月22日(木)15時現在、台風10号(サンサン)はマリアナ諸島でほとんど停滞しています。今週末は暴風域を伴って小笠原近海を北上し、来週は本州付近に大きな影響が出る可能性が高まっています。今後の進路・台風情報に注意してください。

▼台風10号 8月22日(木)15時
 中心位置   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s


「強い」勢力で近づく予想

勢力の予想を見ると、台風10号は明日23日(金)には暴風域を伴う程度に発達し、25日(日)には「強い」台風になる可能性があります。

進路の予想を見ると、台風10号は25日(日)頃に小笠原近海を通過し、5日先の27日(火)頃には本州のすぐ南まで北上してくる可能性が高まっていて、本州や四国などに接近するおそれがあります。

また、北緯30度あたりまでは北北西に進むものの、その後は北から北北東に進路を変える可能性が考えられます。来週の27日(火)から28日(水)は西日本や東日本を中心に広い範囲で大荒れの天気となるおそれがあります。

参考 世界各国の気象機関が計算した進路の数値シミュレーション結果

この図の細い線1本1本は、世界各国の気象機関が計算した数値シミュレーションの結果をあらわします。アンサンブル予報という手法による低気圧中心の計算結果で、初期値に意図的な誤差を与えることで予報の確実性などを検討する材料になります。

これらを比較すると、本州の南に北上する傾向は概ね揃っていて、日本に影響が出る可能性がかなり高くなっているといえます。予報期間を考えるとばらつきは比較的小さいとはいえ、近畿よりも西を通るコースから関東付近を通るコースまで考えられ、地域を絞り込んで影響を予測するのは難しくなっています。

わずかな進路の違いでも影響が出る地域や影響の程度に大きな差がでてきますので、予報の変化に注視が必要です。日がたつにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号の名前「サンサン(Shanshan/珊珊)」は香港が提案した名称で、少女の名前が由来です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください