鹿児島県で1時間に約120mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

ウェザーニュース

鹿児島県付近で局地的に雨が強まっています。

鹿児島県屋久島町北部付近では15時00分までの1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

鹿児島県屋久島付近では明日29日(木)朝にかけて、大雨による低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表

▼鹿児島県で猛烈な雨
15時00分までの1時間に、
　屋久島町北部付近で約120mm（解析雨量）

台風10号の接近に伴い、周辺の活発な雨雲が屋久島に断続的にかかり続けています。台風の動きが遅いため、明日の早朝にかけて発達した雲のかかりやすい状況が続き、猛烈な雨になることがある見込みです。

もともと雨が多い屋久島ではありますが、それでも稀に見るような大雨となるおそれがあるため、最大限の警戒が必要です。

記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。