台風10号は一旦海上へ 周辺の雨雲は依然活発 関東なども大雨警戒
ウェザーニュース / 2024年8月30日 12時10分
台風10号(サンサン)は昼前に九州を抜けて、12時の推定では山口県柳井市付近の海上を進んでいるとみられます。台風の周辺には依然として活発な雨雲が広がり、間接的な影響で関東や東北でも雨が強まっているため、引き続き警戒が必要です。
台風の中心は九州から周防灘に一旦抜ける
台風10号の中心は昼前に九州の国東半島から周防灘へ抜け、山口県に近づいています。これまでに比べて若干速度を早め、時速15kmとなりました。
台風は勢力を弱めたものの、周辺には活発な雨雲を伴っていて、11時40分までの1時間には高知県安芸で32.0mmの激しい雨、山口県和田で21.5mmの強い雨を観測しました。長崎県や佐賀県など九州北部でも一部で雨が強まっています。
速度を早めたとはいえ、まだ自転車並みですので、午後にかけても九州から中国、四国には活発な雨雲がかかる見込みです。また、東海では台風の東進に伴って、今夜以降、雨が激しくなるおそれがあります。
すでに降り始めから雨量が多くなっている上に、激しい雨が降ることで、土砂災害や河川氾濫などの危険性が高まります。引き続き警戒が必要です。
台風から遠い関東、東北でも断続的に強雨
台風から遠い関東も断続的な強雨が続いていて、11時40分までの1時間には横浜市で17.5mm、東京都府中市で13.0mmのやや強い雨を観測。八王子市では24時間雨量が340.0mmまで増加しました。
東北も岩手県を中心に雨雲が発達していて、花巻市・大迫では1時間に34.5mmと、台風周辺と変わらないような激しい雨が降っています。
関東は土砂災害の危険度が非常に高い地域があり、一部には土砂災害警戒情報が発表中です。岩手県でも次第に危険度が高まってきました。各地で川も増水していますので、自治体の避難指示などに従い、危険な場所に近づかないようにしてください。
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