1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

台風10号 交通影響予測 一部区間で交通網ストップ 週明けまで影響が続く可能性も(30日13時更新)

ウェザーニュース / 2024年8月30日 14時16分

ウェザーニュース

台風10号は九州上陸後、西日本を東寄りに縦断中です。進行速度はやや速まりましたが、依然として遅い傾向にあります。台風の周辺には活発な雨雲が広がり、間接的な影響で関東や東北でも雨が強まっているため、鉄道の運休や高速道路の通行止め、飛行機の欠航など交通機関への影響が発生する可能性があります。

8月30日(金)夜から9月3日(火)にかけての気象による影響予測をお伝えします。(8月30日13時更新)

<高速道路>週明けまで通行止めが続く可能性

高速道路への影響予測

台風10号に伴う大雨および強風の影響で、九州や中国、東海、関東の複数の路線の一部区間で通行止めが実施されています。首都圏の路線の一部区間では、のり面からの土砂流出が発生しており、通行止めの解除には時間がかかる見通しです。

なお、雨や風が弱まったため通行止めが解除されている区間もありますが、今後の天候次第では再度通行止めが実施される可能性もありますので、十分にご注意ください。

台風は30日(金)早朝に暴風域が消失し、風による影響は小さくなる見込みですが、突風が発生する可能性は依然として残っています。車両の横転や飛来物による視界不良など、予期せぬトラブルが発生するおそれもありますので、運転の際はいつも以上に前方の状況に注意を払いながら走行してください。

台風の進行速度は比較的遅く、週明けにかけて北海道から九州、中四国にかけて広範囲で大雨や強風となる予想です。通行止めや交通規制が長時間および広範囲に及ぶ可能性があります。

車での移動を予定されている方は、最新の交通情報を各高速道路会社の公式ウェブサイトやアプリ、または交通情報サービスなどでこまめに確認し、安全を最優先に行動してください。状況に応じて、移動の延期や代替手段の検討もお勧めします。

<鉄道>週明けにかけて影響が大きい

在来線への影響予測

【在来線】
30日(金)は台風10号の影響により、多くの路線で始発から終日運転見合わせとなっています。ただし、雨や風が落ち着き、影響が小さい地域では、設備点検が終了次第、本数を減らして運転再開する可能性があります。

週明けにかけて北日本から西日本の広範囲で雨や風が強まる予想で、さらなる運転見合わせが発生するおそれがあります。また、連日の大雨により地盤が緩んでいる路線や、土砂災害のリスクが高まっている路線では、安全を最優先に運転を見合わせることが考えられます。

【新幹線】(記事冒頭の画像)
30日(金)は台風10号の影響で、始発から終日計画運休を行っている路線や、本数を大幅に減らして運転している区間があります。東海道新幹線では直通運転を取りやめています。

週明けにかけて、台風の進路や気象状況次第で運休や運転区間・時間帯の変更が生じる可能性があります。台風の進行速度や進路が不安定なため、影響を受ける路線が変わる可能性もあります。

各鉄道会社の公式ホームページやアプリ、交通情報サービスなどで最新の運行状況をこまめに確認し、安全を最優先に行動してください。また、必要に応じて代替手段の検討や移動の延期もご検討ください。

<航空>欠航や大幅な遅延など影響が長引くおそれ

飛行機への影響予測

30日(金)は、多くの便で欠航が決定しています。

31日(土)から9月1日(日)にかけても、すでに一部の空港で欠航が決定されている便があります。

台風の進行速度は昨日よりもやや速まったものの、自転車並みの速度で進行しており、一般的な台風と比べると依然として遅い傾向にあります。

これまでの雨量に加え、今後の気象状況によっては、9月2日(月)にかけて西日本から東日本の広範囲の空港で、欠航や大幅な遅延が発生する可能性があります。

また、天候が回復しても機材繰りの影響により、欠航や遅延が続くことも考えられます。

最新の運航情報は各航空会社の公式ウェブサイトやアプリ、連絡メールなどで随時ご確認ください。早めの確認とともに、必要に応じて代替手段の検討をお勧めします。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください