週間天気予報 晴れる日多く残暑に 新たな台風発生も

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・元台風10号　前線と一体化し北日本へ
・西・東日本は残暑、北日本は秋の気配
・新たな台風発生の可能性も

長く続いた台風10号の影響は、3日(火)にはようやくピークを越えると見られます。4日(火)以降は高気圧に覆われて晴れる所も多くなる予想です。

元台風10号　前線と一体化し北日本へ

台風10号は12時に東海道沖で熱帯低気圧に変わりました。この低気圧は今夜から明日にかけて本州を北上する予想です。北海道や東北では、強まる雨に注意して下さい。

3日(火)には次第に高気圧が日本付近を覆ってくるため、長く続いた台風10号の影響はようやくピークを越えそうです。関東や北日本では低気圧や前線の影響が残るため、3日(火)まで雨に注意が必要です。

西〜東日本は残暑に注意　北日本は秋の気配

4日(火)からは高気圧に覆われて晴れる所も多くなる予想です。西日本や東日本では最高気温が35℃前後の残暑となる日も予想され、猛暑日になる可能性もあります。真夏ほどの顕著な暑さではないものの、熱中症への油断はできません。


北日本では5日(水)〜6日(木)にかけて前線が通過する影響で雨の降る所があります。前線が通過した後は空気が入れ替わり、ひと足先に秋の空気を感じられそうです。

新たな台風発生の可能性も

フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。現時点では南シナ海方面に進む可能性も、沖縄方面に進む可能性も考えられる状況です。今後の情報に注意してください。

また、ハワイ方面の西経域から進んできた元ハリケーンHone(ホネ)が180度経線を越えて監視担当機関が変わることで、新たな台風(ホネ)に変わる可能性があります。