週間天気予報 東日本は雨の日も 沖縄は熱帯低気圧の動向注意

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週明けにかけ東日本を前線が南下
・沖縄は熱帯低気圧の動向に注意
・来週も再び前線通過か 気温は高め

この先一週間は天気がゆっくりとした周期で変化し、東日本や北日本はたびたび前線の影響を受けます。

週明けにかけ東日本を前線が南下

週末以降、停滞前線が明瞭になり、7日(土)から9日(月)にかけて東北地方〜東日本をゆっくりと南下する見通しです。北日本や東日本では週明けにかけて雨の降る日がある予想です。前線付近では強雨や雷の可能性もあります。

前線から遠い西日本は晴れる所が多い予想ですが、太平洋側では湿った空気の影響で雲の広がる日もありそうです。

沖縄は熱帯低気圧の動向に注意

衛星画像　5日(木)12時

南シナ海に進んだ台風11号とは別に、複数の熱帯低気圧が太平洋に解析されています。特にフィリピンの東〜日本の南は雲の発生・発達が盛んで、現在沖ノ鳥島付近にある熱帯低気圧か、もしくは新たに発生する熱帯低気圧が沖縄方面に進んでくる可能性が考えられます。

熱帯低気圧が台風になるかどうかはまだわからないものの、沖縄では8日(土)以降にこの低気圧の影響を受ける日がありそうですので、今後の情報に注意してください。

来週も再び前線通過か 気温は高め

この先の天気は4〜5日周期で変化し、10日(火)以降は再び前線が北日本〜東日本を通過することで雨の降る可能性があります。

気温は平年並みか高めの日が多く、晴れる日には35℃前後まで気温が上がる可能性があります。特に前線の通過前は暖気の影響で真夏の暑さとなる可能性があるため注意してください。