週間天気予報 前線や熱帯低気圧の動向に注目 晴れると猛暑に

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・東日本はたびたび前線の影響受ける
・西日本や東海は晴れると35℃以上の日も
・新たな熱帯低気圧にも注目

前線や熱帯低気圧の動向に注目が必要です。晴れる日は猛暑になるため熱中症にも注意してください。

東日本はたびたび前線の影響受ける

北海道〜関東の各地は前線の影響を受けるタイミングがあります。停滞前線が東北から関東にゆっくりと南下し、週前半は弱まりながら関東付近に停滞する予想です。

11日(水)頃には次の前線が北海道を通過し、その後は再び東北付近で停滞する予想です。日本の東にある高気圧の縁辺を回る湿った空気が前線に向かって流れ込むため、前線の南側でも雨が降りやすくなる可能性があります。

西日本や東海は晴れると35℃以上の日も

西日本や東海地方は高気圧圏内で晴れる日が多く、35℃以上の猛暑日となるところがあります。厳しい残暑はまだ続きそうです。

屋外で活動する場合は熱中症になりやすいので、こまめに日陰や涼しい所で休憩をしたり、適切に水分補給、塩分補給を行うなど、しっかりと対策を行ってください。

新たな熱帯低気圧にも注目

低圧部が週明けにかけて沖縄付近を西進する予想です。沖縄周辺は多量の湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となり、断続的な激しい雨に注意が必要です。

また、9日(月)21時にはマリアナ諸島で熱帯低気圧が発生する予想となっています。

現時点ではこの熱帯低気圧の動向は予想の確実性が低くなっていますが、日本の南に北上してくる可能性が考えられるため今後の予報に注目が必要です。