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秋雨前線を境に朝の体感に大きな差 空にも違いが見られる

ウェザーニュース / 2024年9月13日 8時0分

ウェザーニュース

今日13日(金)も関東から西日本にかけての地域では、蒸し暑い朝となりました。

一方で、東北にある秋雨前線を挟んで北側の北海道や東北北部では秋の空気で涼しい朝を迎えています。

南側は蒸し暑い夏空 北側は涼しさ感じる秋の空

ウェザーニュースのアプリ利用者による体感報告を見ると、関東から西の地域ではムシっと暑いという報告が多数を占めていることがわかります。関東や近畿では全体の3分の2にあたる67%の方がムシっと暑いと回答していて、中部や中国四国でも約半数の方がムシっと暑いと感じています。東京や名古屋、大阪、福岡などでは最低気温が25℃を下回らず、熱帯夜となりました。

秋雨前線を挟んで北側にある北海道では秋の空気に入れ替わっていて、約3分の2にあたる68%の方が涼しいという報告をしていました。札幌の最低気温は16.6℃とほぼ平年並みの気温となっています。

この空気の違いは空の様子にも現れていて、関東などでは朝から日差しが届いていますが湿度が高く白っぽい青空となっています。北海道では秋によく見られるうろこ雲が空には広がっていました。

南側は熱中症警戒 北側は体感差注意

関東から西では昼間は厳しい残暑となり、各地で30℃以上の真夏日となります。関東の内陸や九州北部などの一部では35℃以上の猛暑日も予想されていて、引き続き熱中症への警戒が必要です。夜間になっても気温の下がり方は鈍く、都市部を中心に熱帯夜となるところが多くなるとみています。


北海道では昼間は25℃を超えるところが多くなり、少し暑さを感じるかもしれません。ただ、日が暮れるとまた涼しく感じられます。明日の朝は平年よりも気温が低くなる予想です。朝晩と昼間の体感差に注意をして、服装で上手に調節するようにください。

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