週間天気 曇りや雨の日が多い 厳しい残暑は段々落ち着く

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・雲が広がりやすく雨も
・彼岸頃までは厳しい残暑
・17日(火)は十五夜･中秋の名月

この1週間は、秋雨前線や南からの暖かく湿った空気によって、全国的に曇りや雨のすっきりしない天気が続きます。

雲が広がりやすく雨も

週中頃にかけて、湿った空気の影響で天気はすっきりしません。大気の状態が不安定なため、日差しが届いても局地的な強雨や雷雨に注意が必要です。

週後半になると、再び秋雨前線が南下する予想です。西日本や東日本の広い範囲で、強雨や雷雨、局地的な大雨のおそれがあります。

南の海上からは熱帯低気圧が北上する可能性があり、前線の活動が活発になって大雨のおそれがあります。予測は不確実性が大きい状況なので、随時最新の情報を確認してください。

彼岸頃までは厳しい残暑

期間を通して秋雨前線の北側に位置する北海道は、乾燥した涼しい空気に包まれ、徐々に秋の訪れを感じられそうです。朝晩と昼間の気温差が大きくなるため体調管理をしっかりと行ってください。

一方で、東日本や西日本は秋雨前線の南側に位置しており、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。そのため、彼岸頃までは厳しい残暑が続く見込みです。次の週末頃は次第に秋の空気が流れ込み、厳しい暑さは和らぎそうです。

17日(火)は十五夜･中秋の名月

今年は、17日(火)に旧暦の8月15日を迎え、この日に見られる月を「十五夜の月」または「中秋の名月」といいます。

17日(火)頃は秋雨前線が停滞し、東北南部や東日本、西日本は雲が広がりやすい予想です。ただ、雲の隙間からお月見のチャンスがありそうです。

予報はまだ変わる可能性があるため、随時週間天気予報をお確かめください。