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大雨で三連休のイベントも影響 中止の佐賀バルーンフェスタ会場は冠水

ウェザーニュース / 2024年11月2日 10時20分

ウェザーニュース

三連休初日の今日11月2日(土)は、台風21号から変わった低気圧や前線の影響で西日本で大雨となっています。

31日の段階で全日程の出店やイベントの中止が決定されていた佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場でも冠水が広がっています。

前線上を低気圧が東進 雨強まる

台風21号から変わった温帯低気圧は秋雨前線と一体化して九州の西に進んできました。一方、その東側の前線上には別の低気圧が発生していて、西日本を東進しています。

九州や中国地方では昨日から断続的に雨が強まっていて、多いところでは24時間に300mm以上の雨を観測しています。11月としては珍しい大雨のため、100地点以上のアメダスで11月の観測史上1位の値を更新しました。

九州では昼頃までに雨のピークを越える予想です。現在は中国地方で雨のピークとなっていて、このあとは北陸や近畿、そして東海・甲信、関東へと活発な雨雲が移動する予想です。

関東では夕方以降に雨のピークが来る見込みです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水等に注意・警戒するようにしてください。



今年最後の三連休 イベントにも影響

この三連休の期間に行われる予定だったイベントにも影響が出ています。

1日(金)〜4日(月)に佐賀市で開催が予定されていた「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、大雨予報のため嘉瀬川河川敷会場でのすべての出店・イベントの中止が事前に決定されました。バルーン競技飛行も一部日程の中止が決定となっています。

佐賀市でも今朝までに100mm以上の雨が降っていて、会場の河川敷も冠水している様子が確認されています。雨がやんだ後も川の水位が上昇するおそれがあります。関係者以外の会場への立ち入りはできませんので、指示に従うようにしてください。


また、2日(土)に茨城県土浦市で開催が予定されていた「*」は、雨や雲の低さの予報から中止が決定されました。
*日本三大花火大会や日本三大花火競技大会のひとつに数えられる大きな大会

台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風21号の名前「コンレイ(Kong-rey)」はカンボジアが提案した名称で、クメールの伝説上の少女の名前/それが元になった山の名前からとられています。

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