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北海道で今季初の−20℃以下を観測 札幌でも今季一番の冷え込みに

ウェザーニュース / 2024年12月16日 7時30分

ウェザーニュース

今日12月16日(月)も日本付近は西高東低の冬型の気圧配置で、上空には寒気が流れ込んでいます。夜中から晴れていたところを中心に各地で冷え込みが強まりました。

北海道胆振地方のアメダス穂別では−20.5℃まで下がり、今季全国で初めて−20℃以下の気温を観測しました(富士山頂除く)。札幌でも今季の最低気温を更新しています。

風弱く放射冷却が強まる

昨夜から今朝にかけて北海道の上空には、1500m付近で−15℃という寒気が大陸から南下してきました。冬型の気圧配置となっていて、日本海側では雪が降っていて風も強まっていますが、胆振・日高地方や十勝地方の内陸部では晴れて風もそれほど強くなっていません。

そのため、地上付近の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が効いて、冷え込みが強まったと考えられます。今季全国で初めて−20.5℃を観測したむかわ町のアメダス穂別の他にも、同じ胆振地方の厚真町では今朝7時30分まで−18.7℃、日高地方新冠町にあるアメダス新和でも−18.1℃を観測しました。

一方、東京や名古屋などでは寒い朝にはなりましたが、今季最も冷え込んだ昨日よりも気温はやや高めとなっています。

▼今朝の最低気温(7時30分まで)
 札幌  −5.6 ℃ 1月上旬並 ※今季最低
 仙台  0.6 ℃ 12月中旬並
 東京  3.3 ℃ 12月中旬並
 名古屋 5.0 ℃ 12月上旬並
 大阪  6.0 ℃ 12月上旬並
 福岡  8.6 ℃ 11月下旬並
 那覇  16.3 ℃ 12月中旬並

北海道では真冬日のところ多い

北日本では昼間もあまり気温が上がらず、昨日よりも気温の低くなるところが多くなります。予想最高気温は札幌が−2℃、旭川で−4℃、帯広−1℃など、真冬日となるところが多い見込みです。

西日本や東日本では、昼間は昨日と同じか少し高めの予想で、日差しの温もりはあるものの空気の冷たさは残りそうです。万全な寒さ対策が欠かせません。

服装に加えてマフラーや手袋なども上手に使って調節を行い、体調を崩さないようにお過ごしください。

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