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東京や大阪で初雪を観測 昨年より早い冬の便り 積雪の心配はなし

ウェザーニュース / 2024年12月19日 7時0分

ウェザーニュース

昨夜から今朝にかけて、熊谷(埼玉)、東京、横浜(神奈川)、京都、大阪、奈良、高知、長崎、熊本で初雪の観測が発表されました。

今日の関東や京阪神の雪はチラつく程度で、市街地では積雪の心配はありません。午後には晴れてくるところが多そうですが、気温は低く平年の最も寒い時期(真冬)のような寒さの一日になります。

東京・大阪以外では機械による自動観測

降水があれば平地でも雪になる目安とされる上空約1500mで−6℃以下の寒気が本州の大部分を覆っています。また、西日本では上空に約5500mに強い寒気を伴った気圧の谷が通過していて大気の状態が不安定となっていて、関東では風向きと地形の影響で雲が発生しています。


このため近畿や関東でも雪やみぞれ(雪まじりに降る雨)の降っているところがあり、この冬初めて観測されたことで「初雪」となりました。

気象庁(虎ノ門)と大阪管区気象台では目視による観測、その他の気象台では測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)となっています。

▼初雪の観測
・12月18日(水)観測
熊谷地方気象台
 平年より2日早く、昨年の冬より20日早い
・12月19日(木)観測
横浜地方気象台
 平年より4日遅く、昨年の冬より25日早い
奈良地方気象台
 平年より6日遅く、昨年より2日早い
大阪管区気象台
 平年より7日早く、昨年より2日早い
気象庁(虎ノ門)
 平年より15日早く、昨年の冬より25日早い
京都地方気象台
 平年より8日遅く、昨年の冬より20日早い
熊本地方気象台
 平年より3日遅く、昨年より2日遅い
高知地方気象台
 平年より2日早く、昨年の冬より35日早い
長崎地方気象台
 平年より8日遅く、昨年より2日遅い

市街地は積雪の心配はなし

関東では雪雲はだんだんと離れていくため天気は回復に向かう予想です。関西も雪の降りやすいのは朝のうちで、午後は晴れるところもありそうです。市街地では積雪の心配はありません。

その他の太平洋側の各地も含め、晴れても気温はあまり上がりません。最高気温が10℃に届かない所が多く、予想最高気温は東京で8℃、名古屋で9℃、大阪も9℃となっています。各地とも最も寒い時期の平年値を下回る値です。

日差しの温もりよりも空気の冷たさが勝りそうです。風も強めに吹いて体感温度はさらに低くなりますので、真冬の防寒をしてお出かけください。

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