気象庁1か月予報 年末年始は寒さと大雪注意 1月は寒気の影響受けやすい
ウェザーニュース / 2024年12月26日 15時45分
今日12月26日(木)、気象庁は12月28日から1月27日までの1か月予報を発表しました。1月になっても日本付近は冬型になりやすい傾向が続きます。年末年始は全国的な寒さ、日本海側での大雪に注意が必要です。
寒気の流れ込みやすい気圧配置が続く
この先1か月の気温
この先も大陸の高気圧、日本の東の低気圧ともに強まりやすい傾向が続き、東西の気圧差が大きくって日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。
日本付近に寒気の流れ込みやすい状態が続き、上空1500m付近の気温は西日本から沖縄、奄美地方を中心に平年よりも低くなる見込みです。
1か月の平均気温は全国的に平年よりも低くなる確率が50%と高く、厳しい寒さになるとみられます。
特に年始にかけての気温が低い
1か月の気温傾向を見ると、この先で最も寒くなるのは年始にかけてで、全国的に平年よりも低くなる見通しです。一時的に気温が上昇するタイミングはあるものの、各地で年明け早々厳しい寒さとなります。
その後は少し上昇するものの、北日本や東日本でほぼ平年並み、西日本は平年並みか低めになる可能性が高くなっています。少なくとも1月いっぱいは寒い日が多くなる見込みです。
日本海側は雪の多い1月に
この先1か月の降水量
冬型の気圧配置が続くため1か月の降水量は日本海側で多く、太平洋側で少なくなります。12月と同じような傾向で、冬の天気分布が極端になるパターンです。
降水量の予想は北陸で平年よりも多く、北日本や近畿の日本海側、山陰で平年並みか平年より多い予想となっています。北日本の日本海側と北陸では降雪量も平年より多く、12月に記録的な大雪になった地域では、より積雪が増える見通しです。雪による災害に警戒をしてください。
関東から四国の太平洋側と九州は降水量が平年より少なく、空気が非常に乾燥するとみられます。12月に入ってからほとんど雨が降っていない地域もあり、乾燥が進む見通しです。インフルエンザなど感染症の流行や火の取り扱いなどに注意が必要です。
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