北陸山沿いなどで日本海側で大雪続く 明日にかけて年末の帰省に影響も
ウェザーニュース / 2024年12月28日 11時20分
今日28日(土)も日本付近は冬型の気圧配置が続いています。特に北陸山沿いでは大雪となり、昨夜から積雪が急増しました。
明日29日(日)にかけても日本海側では大雪や吹雪に警戒が必要です。年末の帰省ラッシュと重なり交通機関に大きく影響するおそれがあるため最新情報をご確認ください。
大雪続く 帰省などは最新情報の確認を
日本列島周辺は西高東低の強い冬型の気圧配置となり、上空には寒気が居座っています。北日本や北陸山沿いなどでは昨日から大雪となりました。
10時までの24時間降雪量は、岐阜県白川村51cm、新潟県津南町50cm、福井県大野市の九頭竜では49cmとなるなど、北陸の山間部では昨日から50cm前後も新たな雪が降りました。積雪深は新潟県津南町で194cm、新潟県湯沢町でも146cmに達しています。局地的には1時間に10cm前後の強い雪の降るタイミングがあり、短時間で積雪が急増しているところがあります。大雪警報が岐阜県の一部地域に発表中です。
これから明日29日(日)にかけても、同じような場所で雪の強まりやすい状況が続く予想です。局地的には山沿いで1時間に10cm前後の降り方となることも考えられます。明日にかけて北陸山沿いの広い範囲で20cm以上、多いところでは50cm近い新たな雪が積もるとみています。屋根など高所からの落雪や雪崩の発生に注意が必要です。雪の弱まっているタイミングに、複数人で雪かきや雪下ろしを行うようにしてください。
信越エリアなどでは、すでに鉄道にも運休や遅れが発生しています。内陸部や山間部を電車で移動する方は、最新の情報をご確認ください。また、積雪が急増することで、峠道などでスタックすると大規模な交通障害につながります。年末年始の休暇を利用した帰省や旅行などで車を利用する方は、慣れない雪道運転となる可能性があるため、万全の準備を行ったうえで無理な運転を避けるようにしてください。
北日本は風が強く吹雪に
オホーツク海で低気圧が発達し、大陸から高気圧が張り出すことで等圧線が非常に混み合い、北日本を中心に西寄りの風が強くなっています。沿岸部では25m/sを超える最大瞬間風速を観測したところもあります。
夜にかけても風の強い状態が続き、吹雪による視界不良に注意が必要です。猛吹雪により高速道路では通行止めが発生してもおかしくありません。
また、飛行機の運航についても、遅延や条件付き運航などの影響が出ることも考えられます。お出かけになる際は、随時最新の天気予報と交通機関の運行情報を確認してください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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