札幌市内で天気急変し吹雪に 青森・酸ケ湯は12月の積雪記録更新

ウェザーニュース

午前中は青空が広がっていた札幌市内に雪雲がかかり始めました。東北は断続的に活発な雪雲が流れ込み、青森県酸ケ湯では12月の積雪記録をまた更新しています。

札幌市内は青空からいきなり吹雪に

上空に強い寒気を伴った気圧の谷が通過している影響で、各地で雪雲が発達しています。石狩湾から南下してきた雲の一部が札幌市内にかかり、北区や東区を中心に強い雪や吹雪になってきました。

札幌市内ではまだ晴れている所があるものの、今後は天気が急変していきなり吹雪になる見込みです。

15時前後にかけて活発な雪雲が通過しやすくなりますので、路面状態の急激な悪化や視界不良などに十分注意をしてください。

青森市は3年ぶりに12月に100cm超え

青森県内にも活発な雪雲が広がって積雪が急増しています。青森県青森市・酸ケ湯では13時までの3時間で11cmの新たな雪が積もり、積雪は345cmまで増加。昨日28日(土)の335cmを上回って、12月の過去最多を更新しました。また、現在も観測を続けている地点では日本歴代でも最多の積雪です。

青森県内では青森市では3年ぶりに100cmを超え、弘前市でも79cmの積雪を観測しています。午後は次第に雪が落ち着くものの、年末年始としては異例の大雪になっていますので、特に帰省や旅行で慣れない雪道を運転するような場合は慎重に慎重を重ねるようにしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）