北海道 年の瀬の青空に鮮やかな虹色現象が出現

ウェザーニュース

今日30日(月)は冬型の気圧配置が弱まり、札幌市などは青空が広がっています。氷の粒でできた高い所の雲がかかることで、ハロやアークなどの鮮やかな虹色現象が出現しました。

夕方以降は雲が厚みを増し天気崩れる

今日の北海道は一部に弱い雪雲が流れ込んでいる程度で、日本海側でも晴れ間が多くなっています。上空の高い所に薄雲がかかったことで、様々な虹色現象が現れました。


太陽の周囲を取り囲む光のリングである「ハロ」をはじめ、太陽の左右に現れる「幻日」、太陽の上方の少し離れた所には逆さ虹と呼ばれる「環天頂アーク」の見えている所もあります。

昼過ぎまでは薄雲がかかりやすく、虹色現象の出現しやすい状況が続く見通しです。ただ、夕方以降は西から近づく低気圧の影響で雲が厚みを増して、天気が下り坂に向かいます。夜にかけて雪の降り出す所がありますので、このあとも空の変化に注目です。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）