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昨夜に名古屋で初雪を観測 昨年の冬より2週間以上遅い冬の便り

ウェザーニュース / 2025年1月4日 6時50分

ウェザーニュース

昨日1月3日(金)夜に、名古屋(愛知)で初雪の観測が発表されました。昨年の冬より2週間以上も遅い初雪となりました。

東海地方では雪や雨の降りやすい状況は4日(土)朝のうちには解消される見込みで、市街地では積雪の心配はありません。ただ、予想最高気温は9℃と最も寒い時期の寒さを予想しています。

東京・大阪以外では機械による自動観測に変更

降水があれば平地でも雪になる目安とされる上空約1500mで−6℃以下の寒気が東海地方を覆っています。東海地方では昨日から雨が降ったりやんだりで、名古屋では一時的に雪まじりになったものとみられます。なお、初雪の発表には「みぞれ(雪まじりに降る雨)」も含まれます。

名古屋地方気象台では昨年の冬までは目視による雪の観測を行っていましたが、今冬からは目視観測は全国で気象庁(虎ノ門)と大阪管区気象台のみとなり、名古屋も測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)に変更となりました。自動観測は連続的に観測が可能なため、一般的に初雪は早い時期に記録される傾向があります。

▼初雪の観測
・1月3日(金)観測
名古屋地方気象台
 平年より16日遅く、昨年の冬より17日遅い

市街地は積雪の心配はなし

このあと西から段々と冬型が緩んで、上空の強い寒気もピークを越える予想です。名古屋では、寒気による降水も4日(土)朝のうちには解消する見通しです。市街地では積雪の心配はありません。

その他の各地も含め、今日は晴れても気温はあまり上がりません。最高気温が10℃に届かない所が多く、予想最高気温は名古屋で9℃で、最も寒い時期の寒さを予想しています。

日差しの温もりよりも空気の冷たさが勝りそうです。風も強めに吹いて体感温度はさらに低くなりますので、真冬の防寒をしてお出かけください。

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