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日向灘でM6.9 昨年8月のM7.1とほぼ同じ震源 最大震度5弱で津波も発生

ウェザーニュース / 2025年1月13日 22時25分

ウェザーニュース

13日(月)21時19分頃に日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、宮崎県内で最大震度5弱を観測。すでに津波も到達しています。昨年8月のマグニチュード7.1とほぼ同じ震源です。

» 【津波注意報】高知県、宮崎県に発表 ただちに海岸から離れて
» 日向灘でM6.9の地震 宮崎県で震度5弱
» 南海トラフ地震臨時情報発表(気象庁) キーワード【調査中】

すでに20cmの津波を観測

今回の地震の震源は日向灘で規模はマグニチュード6.9、深さは約30km、メカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。昨年8月8日に発生したマグニチュード7.1とほぼ同じ震源で、沈み込むフィリピン海プレートと陸のプレートとの境界付近で発生したとみられます。

この地震で宮崎県宮崎市、高鍋市、新富町では震度5弱の強い揺れを観測しました。8月以降の活動では最大規模の地震です。日向灘での地震活動が活発になっていますので、数日程度は同規模の強い揺れに対する警戒が必要です。


宮崎県と高知県には津波注意報が発表され、宮崎県宮崎市・宮崎港と日南市油津には22時30分の時点で最大20cmの津波が到達しています。昨年8月の地震では最大50cmほどの津波が観測されました。現在は深夜0時頃の干潮に向かっているため潮位そのものが大きく上昇する可能性は低いものの、注意報が解除されるまで海岸には近づかないようにしてください。

南海トラフ地震臨時情報 キーワード【調査中】

また、この地震を受けて気象庁は今日13日(月)21時55分に、南海トラフ地震臨時情報を発表しました。キーワードは【調査中】です。

22時30分から南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を開催し、南海トラフ巨大地震との関連があるかの調査を行います。

昨年8月のケースでは地震の規模をより正確に把握できるモーメントマグニチュード7.0と基準に達し、「巨大地震注意」の臨時情報が発表されました。今回は速報のマグニチュードでは昨年より規模が小さいものの、モーメントマグニチュードの計算には時間がかかるため、計算結果等を評価の上、次の情報が発表される見通しです。

南海トラフ地震で被害が想定される地域の方は、今後の情報に注意してください。

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