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強い寒気が次第に南下 雪の範囲が平野部に広がり積雪が増加

ウェザーニュース / 2025年1月15日 10時45分

ウェザーニュース

今日15日(水)の日本付近は冬型の気圧配置が強まりつつあります。上空の寒気が次第に南下するため、日本海側の雪の範囲は山沿いや内陸から平野部に拡大し、積雪が増加する見込みです。

今夜は日本列島全域が強い寒気に覆われる

平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、今日の朝の時点で北海道や東北、山陰から九州北部を覆っています。

内陸部や山沿いを中心に雪が強まっていて、10時までの12時間では長野県白馬村で43cm、新潟県魚沼市・守門で21cm、山形県大蔵村・肘折で19cmの雪が降りました。寒気の南下に伴って平野部でも雪に変わっている所があり、朝までは積雪が0cmだった新潟市では10時で4cmに増えています。

今夜には−6℃以下の寒気が日本列島の全域を覆うようになるため、今は雨の所も次第に雪に変わる見込みです。

夕方から夜は激しい雪のおそれ

夕方から夜にかけては北海道の上空の5500m付近を−42℃以下の強い寒気が通過するため大気の状態が不安定になり、雪雲が発達するおそれがあります。

北海道から東北、北陸を中心に雪が強まり、局地的には1時間に10cm前後の激しい雪が降る見込みです。内陸部や山沿いだけではなく、平野部でも積雪が急増し、路面状況が著しく悪化しますので、帰宅時間帯の移動は十分に注意をしてください。また、除雪を行う際は屋根からの落雪などによる事故にも注意が必要です。


明日16日(木)の日中は一旦、雪が小康状態にになりますが、夜は低気圧や前線の通過により再び激しい雪となりますので、油断ができません。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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