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親善試合大敗も…クロップ監督は問題なしと強調「負けるのは嫌なものだが…」

超ワールドサッカー / 2022年7月13日 11時51分

写真:Getty Images

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、親善試合の敗北を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

現在アジアツアーを行っているリバプールは、12日にタイで行われた親善試合でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

若手主体のメンバーで臨んだ一戦は、主力で構成された相手に対して守備陣のミスも目立ち、前半だけで3失点。後半にはFWモハメド・サラーやDFトレント・アレクサンダー=アーノルドら主力を投入したものの、最後まで得点は奪えないまま逆に失点を許し、0-4で敗れた。

試合後、クロップ監督は敗戦を残念がりつつ、この試合では結果が重要ではなかったと強調。負荷の高いトレーニングを行っている最中であり、この試合に向けた準備はほとんどしていなかったと明かしている。

「この試合では多くの良い部分が見られたが、決定的な場面で状況を変えることが十分にできなかった。そして、ユナイテッドには大量のチャンスを与えてしまい、相手はそうした場面でうまくやったと思う。それは認めるが、それだけだ。負けるのは嫌なものだが、もっとも重要なのは皆が30分間自分の脚で戦ったことにある。トレーニングで本当に厳しい時期を迎えているが、それがプロフットボーラーの人生さ。だから、我々はそれを意識して仕事を続けていく」

「フットボールとは結果を出すべきゲームであり、そのためにすべてを行うのは理解している。だが、我々はフルシーズンの準備をしなければならない。この試合のための準備をするチャンスは本当になかったんだ。もちろん、ここに来てくれたファンたちに何点か見せてあげたかった。チャンスはあったが、生かせなかった。それだけだ」

また、クロップ監督はこの後シンガポールにわたり、クリスタル・パレスと親善試合を行う日程に言及。厳しいスケジュールではあるものの、このアジアツアーを楽しんでいると語った。

「タフだね。でも、多くのチームにとってこの時期はタフなものだ。我々は長い間ツアーをしてこなかったが、今はこうして参加している。ここからシンガポールまでは2時間半のフライトだから、問題はないだろう。そして土曜日にはイングランドに帰る。今のところ、この試合の結果は別として本当に問題はない。すべてがOKだ」

「ここでの歓迎は素晴らしく、シンガポールでもきっと同じように迎えてくれるだろう。スタジアムはとてもよく整備されていて、皆が規律正しく行動していたと思う。さっきも言ったようにタイも本当に、本当に良かったが、この試合だけは我々が望んでいたような結果にならなかった」

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