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アーセナルMFが八百長関与疑惑? 不可解な遅延行為でもらった警告に850万円が賭けられていた

超ワールドサッカー / 2022年8月10日 12時25分

写真:Getty Images

アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカが八百長の疑いがかけられている。

問題視されているのは昨年12月に行われたリーズ・ユナイテッド戦のジャカの行動。1-4でアーセナルがリードしている中、86分にハーフウェイライン付近でアーセナルがFKを獲得した。

この際にキッカーを務めたのはジャカ。3点のリード、時間帯を考えて時間稼ぎをする必要はないが、ジャカは何度かキックフェイントを見せると、遅延行為を取られてイエローカードをもらっていた。

イギリス『デイリー・メール』は、このイエローカードを「奇妙なもの」とし、イングランドサッカー協会(FA)も調査に乗り出していると報道していた。

この行為に対しては、アルバニアのマフィアが関与する八百長で有罪判決を受けた元プロサッカー選手が関わっている犯罪行為の1つではないかとして捜査が入っており、深刻な組織犯罪を捜査する「国家犯罪対策庁(NCA)」が引き続き捜査をしているとされている。

FAの調査によれば、この試合の最後の10分間でジャカに対しイエローカードが出されるという項目に5万2000ポンド(約850万円)が賭けられていたとのこと。『デイリー・メール』によれば、仮想通貨による多額のベッティングがあった証拠をNCAが見つけているようで、アルバニアで多く実行されていたようだ。

ジャカはスイスのバーゼルで生まれ、スイス代表としてプレーするが、アルバニアにルーツがあることを誇りに思っている選手の1人。兄のタウラント・ジャカはアルバニア代表でプレーしている。

このジャカの行為が、賭博に関与した八百長なのかどうかは現時点では不明。ただ、捜査の対象となっており、今後何らかの動きがあると見られている。

【動画】不可解な動きを繰り返してイエローカードをもらったジャカ


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