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デミチェリスのリーベル・プレート新指揮官就任が決定! バイエルンが退任を発表

超ワールドサッカー / 2022年11月15日 0時9分

写真:Getty Images

マルティン・デミチェリス氏(41)のリーベル・プレートの新指揮官就任が決定した。

バイエルンは14日、バイエルン・ミュンヘンⅡを率いるデミチェリス氏がリーベルの新指揮官就任のために退任することを明かした。

デミチェリス氏は、リザーブチームの指揮官退任に際して以下のようなコメントを残している。

「私はリーベルのプレーヤーとしてヨーロッパとバイエルンにやってきたが、今は監督として逆の形をとることになる」

「なんて信じられない話だ! バイエルンファミリーの一員に2度なれたことを誇りに思うし、私にチャンスを与えてくれた人、同行してくれたすべての人に感謝したい。心に感謝の気持ちを込めてこのクラブを去る。私の心に近いもうひとつのクラブでの大きな挑戦を楽しみにしている」

また、バイエルンでスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は、新たな挑戦に臨む現役時代の元同僚を快く送り出している。

「マルティンは、南米最大のクラブの1つで監督を引き継ぐというオファーを受けた。私たちは彼の一生に一度の機会を潰したくなく、契約を終了したいという彼の希望に同意した。それにもかかわらず、彼が去るのを見るのは悲しい。バイエルンでマルティンと一緒にプレーした。彼は正直な性格で、コーチとして望むフットボールのタイプについて明確な考えを持っている。マルティンはバイエルンで非常によくやってくれたし、彼がリーベル・プレートに戻って成功することを祈っている」

現役時代の2000年にリーベルでプロデビューしたデミチェリス氏は、2003年のバイエルン移籍で欧州上陸。バイエルンでは4度のブンデスリーガ制覇に貢献し、その後はマラガやマンチェスター・シティ、エスパニョールなどを経て、2017年夏、再び加入していたマラガで現役を引退した。

引退後は、当時マラガを率いていたミチェル監督のアシスタントコーチに就任。2019年夏からはバイエルンのU-19の監督に任命され、2021年4月から現在に至るまでバイエルンⅡを指揮していた。

一方、先日にマルセロ・ガジャルド監督の退任を発表したリーベル。同監督は2014年から指揮を執り、昨シーズンのリーガ・プロフェシオナル・デ・フットボル(アルゼンチン1部リーグ)優勝に加え、2度のコパ・リベルタドーレス、3度のコパ・アルヘンティーナなど、合計14個ものタイトルをもたらした。

その英雄ガジャルドの後任を務めるデミチェリス氏は、愛する古巣の新たな黄金時代を築くことはできるのか。

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