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リバプール、今季就任のウォードSDが今季限りで退任へ…ディアス&ヌニェス獲得に尽力

超ワールドサッカー / 2022年11月24日 23時2分

写真:Getty Images

リバプールでスポーツディレクターを務めるジュリアン・ウォード氏が、今シーズン限りで退団することになった。イギリス『リバプール・エコー』が報じている。

リバプールは、敏腕SDとして近年の名門復活に大きな貢献を見せたマイケル・エドワーズ氏が昨シーズン限りで退任。これを受け、ウォード氏は内部昇格という形で、今シーズンからSD職を務めてきた。

しかし、シーズンの終わりに一度フットボールを離れてまとまった休憩を取りたいという希望をクラブに伝え、わずか1年でSD職を辞することを決断した。

2012年にマンチェスター・シティからリバプールに加入したウォード氏は、リバプールのローンおよびパスウェイマネージャーとして5年間過ごした後、2020年12月にアシスタント・スポーツディレクターに昇格した。

前述のエドワーズ氏の右腕として以降の移籍市場において重要な役割を果たした同氏は、自身のポルトガルのコネクションを生かしてコロンビア代表FWルイス・ディアス、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスというポルトとベンフィカのエースアタッカー獲得に尽力した。

なお、リバプールはウォード氏から辞任の意向を伝えられ、驚きとともに落胆していると見られているが、後継者候補を決定するのに十分な時間を与えられていることもあり、ひとまずは落ち着いているという。

ただ、オーナーの『フェンウェイ・スポーツ・グループ』が先日にクラブ売却を検討していることが報じられており、ウォード氏の退任を含め、今後リクルート部門の大幅な組織変更が見込まれる。

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