ファン・ハール監督がチームのパフォーマンスに苦言「我々はファイターになりきれなかった」
超ワールドサッカー / 2022年11月26日 7時0分
オランダ代表を率いるルイス・ファン・ハール監督が、エクアドル代表戦を振り返った。オランダ『テレグラフ』が伝えている。
オランダ代表は25日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループA第2節でエクアドルと対戦。共にグループステージ初戦を勝利した両者の一戦は、オランダが開始早々の6分に訪れたファーストチャンスでガクポがネットを揺らし、先制に成功する。
以降はゲームコントロールを試みるオランダに対して、カイセドを中心に中盤での守備強度を高めるエクアドルが幾度となく良いボール奪取からカウンターを繰り出す。
するとエクアドルは、後半開始早々に追いつく。49分、前線からの連続プレスで相手陣内中央でボールを奪い切ってショートカウンターを発動。ボックス左でエストゥピニャンが放った強烈なシュートはGKノペルトの好守に遭うが、こぼれにいち早く詰めたバレンシアが冷静に押し込んだ。
その後は同点弾で勢いづいたエクアドルが猛攻を見せたが、オランダ守備陣が粘りの対応で抑え込み、試合は1-1のドロー決着となった。
勝ち点1を分け合うもシュート数ではエクアドル15本に対し、わずか2本に終わったオランダ。ファン・ハール監督は試合を振り返り、"デュエル "の重要性を強調した。
「彼らはファイターであり、我々はファイターになりきれなかった。"デュエル "に勝たなければ、今日のような試合は難しくなる。試合を通して、エクアドルの方がずっと激しい動きを見せていた。それは、彼らのフィジカルとスピードにかかわることだ。世界チャンピオンになりたいなら、それができなければならない」
「ポゼッションにおいても、我々は決して良いプレーをしているわけではない。セネガル戦の後にそのことについて話したが、今回の試合でも同じことが見られた」
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