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41歳イブラヒモビッチにエゴなし? 「あらゆる手段でチームを助けたい」

超ワールドサッカー / 2022年12月5日 18時38分

写真:Getty Images

ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが献身的な姿勢を示した。

2020年冬に約7年半ぶりにミランへと帰還したイブラヒモビッチ。加入当初から圧巻のプレーと衰え知らずの得点力を見せつけると、ここまで公式戦74試合で46ゴール11アシストを記録している。

昨季はセリエA試合に23試合に出場して8得点という成績を残しながら、精神的支柱としてチームを支え、スクデット獲得に貢献。シーズン終了後には左ヒザの手術を受け、キャリアに終止符を打つ可能性も浮上していたが、本人は現役続行を決断し、現在もリハビリに取り組んでいる。

年明けの復帰も見込まれているイブラヒモビッチはイタリア『calciomercato.com』のインタビューに応対。チームの勝利のために全てを捧げたいという献身性を示しつつ、自身の持つアシストに対する考え方を説いた。

「俺はあらゆる手段でチームを助けたいと思っている。自分で何でもやりたいというエゴはないんだ。ミランに来たのは、すべてを捧げるためだ。チームメイトに成長してもらいたいし、成功するのを助けたい。自らの仕事を理解してもらうことも重要だ」

「アシストは、ゴールを決めるのと同じようなものだ。俺は何でもやる。年はとったが、大丈夫だ」

「いつも若手に聞いている。もし自分がチームメイトと一緒にGKの目の前まで迫ったら、ゴールを狙うか、アシストをするかということだ。彼が前者だと言えば、俺は『一緒にプレーするのは難しい』と答えるね。アシストはゴールに等しい、それが正しいメンタリティだからだ」

「ゴールを狙うだけの選手もいるが、それでは自分自身が楽しめないし、完成された考え方ではないではと思う」

その人を寄せ付けないオーラや、カリスマ性から利己的な選手にも映るイブラヒモビッチ。しかし、勝利を求める姿勢がゆえ、そうしたエゴは捨て去っているようだ。

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