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監督退任のスペイン代表、東京五輪で日本を下したデ・ラ・フエンテ氏が新監督に就任

超ワールドサッカー / 2022年12月8日 21時48分

写真:Getty Images

スペインサッカー連盟(RFEF)は8日、スペイン代表の指揮官にU-21スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督(61)の就任を発表した。12日に正式就任となる。

カタール・ワールドカップ(W杯)に出場していたスペインは、日本代表と同じグループEに入り、ドイツ代表、コスタリカ代表と同居した。

グループステージでは初戦のコスタリカ代表戦で7ゴールを奪う大勝スタート。2戦目のドイツ戦は1-1のドローに終わると、第3戦の日本戦ではまさかの1-2と逆転負け。それでも2位でグループステージを突破した。

そのスペインだったが、ラウンド16ではモロッコ代表を相手にゴールを奪えず、0-0で120分間を終了。すると、PK戦では3人連続で失敗し、2人はGKボノにセーブされ、敗退となった。

8日にはルイス・エンリケ監督の退任を発表していたRFEFだが、すぐに後任を発表。長らくU-21スペイン代表を率いてきたデ・ラ・フエンテ氏を抜擢した。

現役時代にはアスレティック・ビルバオ、セビージャ、アラベスでプレー。引退後はビルバオ・アスレティック(Bチーム)で監督キャリアをスタート。その後、アラベスでも監督を務めると、2013年にU-19スペイン代表の監督に就任。U-18スペイン代表も含め、2018年まで指揮すると、2018年からはU-21スペイン代表を務めた。

2015年にはU-19スペイン代表を率いてU-19欧州選手権を制すると、2019年にはU-21スペイン代表を率いてU-21欧州選手権で優勝。2021年夏には東京オリンピックにも出場したチームを率い、日本代表とも準決勝で対戦。延長戦の末に勝利したが、決勝ではブラジル代表に2-1で敗れ、銀メダルに終わっていた。

現在のスペイン代表は東京五輪世代が多く招集されており、ほとんどの選手がデ・ラ・フエンテ監督の下でプレーしたことがある状況だ。

なお、デビュー戦は2023年3月に行われるユーロ2024予選のノルウェー代表戦、スコットランド戦になるという。


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