本田圭佑、冨安健洋を指導したミハイロビッチ氏が53歳で他界…
超ワールドサッカー / 2022年12月17日 0時50分
レガ・セリエAは16日、シニシャ・ミハイロビッチ氏が他界したことを発表した。53歳だった。
現役時代はユーゴスラビア代表としても活躍し、その左足から繰り出されるFKの精度は世界でも有数だったミハイロビッチ監督。現役時代はヴォイヴォディナやツルヴェナ・ズヴェズダでプレーした後、ローマ、サンプドリア、ラツィオ、インテルでプレーし2006年7月に現役を退いた。
引退後すぐに、当時インテルを率いていたロベルト・マンチーニ監督(現イタリア代表監督)のアシスタントコーチに就任。2008年11月からはボローニャで監督としてのキャリアをスタートさせると、カターニャ、フィオレンティーナ、セルビア代表、サンプドリア、ミラン、トリノで監督を歴任。
2019年1月からは2度目のボローニャ指揮官に就任するも、2019-20シーズン開幕前のキャンプで急性白血病を患っていることを告白。その後は、化学療法と骨髄移植を行いながら、ボローニャを指揮。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰したが、今シーズンは開幕5試合で3分け2敗と未勝利が続き16位と低迷したことで、9月に解任されていた。
なお、ミラン時代には日本代表FW本田圭佑を、ボローニャ時代には日本代表DF冨安健洋(現アーセナル)指導してした。
レガ・セリエAは公式ツイッターで「レガ・セリエAは、サッカーと人生の象徴であるシニシャ・ミハイロビッチ氏の逝去を深く悲しんでいる。サッカー選手として、また監督としての卓越した資質、強さ、そして人間性は、イタリアのみならず世界のサッカー界に偉大な功績を残しました」とツイート。
また、指揮官として最後のクラブとなったボローニャは「さようなら、ミスター。あなたは永遠に私たちの心の中にいる」と哀悼の言葉を残した。
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