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フェリックス&モラタの2トップ揃い踏みのアトレティコが再開初戦で白星! 次節バルサ戦へ弾み《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2022年12月30日 7時33分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第15節、アトレティコ・マドリーvsエルチェが29日にシビタス・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。

チャンピオンズリーグ敗退に中断前3戦未勝利と、期待外れの前半戦を過ごした5位のアトレティコ。年明けに首位バルセロナとのビッグマッチを控える中、中断明けのリーグ初戦ではパブロ・マチンを新指揮官に招へいした最下位のエルチェと対戦した。

この一戦ではデ・パウル、モリーナのアルゼンチン代表主力組、負傷者を除く主力が揃い、グリーズマンやフェリックス、モラタ、GKオブラクらがスタメンに入った。また、直近のコパ・デル・レイで先発起用となった19歳MFバリオスがインテリオールで起用された。

共に3バックの形でスタートした中、中盤でのデュエルが目立つ展開に。アトレティコはフランス代表でもプレーしたインテリオールで精力的な動きを見せるグリーズマン、2トップで中央の攻略を図りつつ、左サイドで高い位置を取るカラスコが個人技で局面の打開を試みる。

試合のペースを握るまでには至らないが、積極的に背後を狙うモラタ、狭いスペースでボールを受けて相手DFを剥がすフェリックスが続けてフィニッシュまで持ち込んでいく。

前半はジャブを打ち続けたまま終了を迎えるかに思われたが、シメオネのチームはハーフタイム直前に大きなアドバンテージを手にする。44分、背後へ抜け出したモラタがボックス手前左でDFベルドゥと交錯。一度プレーは流されたものの、オンフィールド・レビューの結果、このファウルが決定機阻止と判断されてエルチェDFにレッドカードが掲示された。

数的優位を得て後半の戦いに臨んだアトレティコは、[4-4-1]に並びを変えた相手が守り慣れる前にゴールをこじ開けようとアグレッシブに仕掛ける。48分にはボックス内でルーズボールに反応したグリーズマンに決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。

すると、直後にはDFエルモソが立て続けにイエローカードをもらってしまい、53分の退場となった。

早くも数的優位を失ったホームチームだが、この嫌な流れをW杯で存在感を示したアタッカーコンビが見事に払しょくする。56分、中央のモラタを起点に右サイドの深い位置に侵入したマルコス・ジョレンテがグラウンダーのクロスを供給。これをニアで合わせたグリーズマンのシュートはブロックに遭うが、ゴールライン際ですかさず浮き球で折り返すと、フリーのフェリックスが難なく頭で押し込んだ。

去就注目されるフェリックスのゴールで先制に成功したアトレティコは、勢いづいて相手を攻め立ててポルトガル代表FWのミドルシュートなどで追加点に迫る。

その後、カラスコを下げてレギロン、足を痙攣していたフェリックスを下げてレマルを続けてピッチに送り込み、守備のテコ入れと共にプレー強度を維持する。

そういった中、74分にはグリーズマンのスルーパスに抜け出したモラタがDFビガスを鮮やかなステップワークでかわしてボックス内に侵入。さらに、カバーに入ったDFもかわして左足のシュートを放つ。これがマスカレルにブロックされると、絶妙なループシュートの形でゴール左隅に決まった。

2トップ揃い踏みで勝利に大きく近づいたアトレティコは、グリーズマンとバリオスのインテリオール2人を下げてコケとサウールの生え抜きコンビの投入で試合をクローズにかかる。

試合最終盤は互いにゴールへ迫るオープンな展開となった中、エルチェは後半終盤に投入されたクイナが続けて2枚のカードをもらって退場となって万事休す。

そして、退場者を出すも格下に勝ち切ったアトレティコは再開初戦を2-0の勝利で飾り、バルセロナとの上位対決を前に4戦ぶりに白星を取り戻した。

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