スーペル・コッパ敗北のミラン…ケアーはファンに謝罪「求められるパフォーマンスではなかった」

写真：Getty Images

ミランのデンマーク代表DFシモン・ケアーが、“ミラノ・ダービー“での敗北をファンに謝罪した。

ケアーは18日に行われたスーペル・コッパのインテル戦で先発。立ち上がりから後手に回ると、守備が踏ん張り切れず前半だけで2失点を喫した。

後半は持ち直しチャンスを作ったが、77分に3点目を奪われ試合を決定づけられると、1点も返せないまま0-3で敗れた。

最大のライバルに敗れ、タイトルを逃す結果となったミラン。ケアーは試合後にクラブの公式チャンネル『Milan TV』でファンに謝罪し、チームは責任を果たさなければならないと語った。

「僕たちはこの試合で悪いスタートを切ってしまった。そしてそこから、すべてがとても難しくなったと思う」

「インテルに得意なプレーを許してしまった。そして今夜の僕らは、ファンが求めるようなパフォーマンスを見せられていなかった。ファンには謝罪するしかない。今、僕たちはこの試合を分析し、軌道修正する必要がある。チームに頭を抱えている時間はないが、それでもこの敗北は痛恨だ」

「『若手には経験がない』という言い訳が通用する時代は終わった。全員が成長し、責任を持たなければならないだろう。今日は自分たちのアイデンティティを発揮できなかった。みんながそのことから学ぶ必要がある」

「今日は何より精神的にタフな夜となった。だが、こういう時こそ自分たちのアイデンティティを見つけなければならないんだ。チームはここから、あらゆる面で向上することが求められる」