ローマが契約交渉難航のザニオーロを売却へ？ 約55億円の移籍金を要求か

写真：Getty Images

ローマが冬の移籍市場でイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)の売却を検討しているようだ。

2018年夏にローマへ加入したザニオーロ。両足の前十字じん帯を断裂するなど度重なる大ケガに見舞われてきたが、昨季は安定した稼働でチームを支えると、今季も公式戦17試合に出場するなど主力としてプレーしている。

一方で、ザニオーロとローマの契約は2024年夏までとなるが、延長にむけた交渉に進展はなし。来夏には契約が残り1年となることから、アーセナルやトッテナム、ウェストハム、ドルトムントら複数クラブが高い関心を寄せている。

そんな中、イタリア『スカイ』によると、ローマはこれ以上の市場価値低下を防ぐため、今冬のザニオーロ売却に向けて舵を切ったとのことだ。クラブは移籍金3500～4000万ユーロ(約48億～55億円)を求めており、今シーズン終了後の買い取り義務が付随した期限付き移籍のオファーにも応じる構えだという。

すでにトッテナムが具体的なオファーを提示しているとも報じられるザニオーロ。ローマの方針変更により、今後多くのクラブが今冬の獲得に向けて動き出すかもしれない。