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不調トッテナムに批判も、コンテ監督は意に介さず「関係者は誰も私を悪い監督だと言わないだろう」

超ワールドサッカー / 2023年1月19日 16時36分

写真:Getty Images

トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、自身への批判を一笑に付した。イギリス『デイリー・メイル』が伝えている。

今シーズン、プレミアリーグ開幕から7試合無敗と絶好のスタートを切り、タイトル獲得への期待も膨らんでいたトッテナム。しかし、リーグ戦直近6試合でわずか2勝と失速しており、16日に行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーも、ライバルに圧倒される形で敗れた。

夏にFWリシャルリソンやMFイバン・ペリシッチ、MFイヴ・ビスマら多くの即戦力を獲得しながら、リーグ5位にまで後退した現状には多くの非難が浴びせられ、コンテ監督の手腕を疑う声もある。

しかし、コンテ監督本人は自分の手腕を疑っていないようだ。20日に行われるプレミアリーグ第7節延期分のマンチェスター・シティ戦に先立った記者会見で、元チェルシー指揮官は自身の実績を強調。重要なのはファンやメディアではなく、クラブからの評価だと断言した。

「私は(批判的な意見)読んでいないし、聞いてもいない。そして、私を知っている人であれば、私を悪い監督だとは言わないだろう。これまで働いてきたどのクラブも、私のコミットメントや彼らに与えたものに不満はなかったはずだ」

「通常、私がクラブから去るとき、彼らはとても悔やんでいる。それは、私の働きぶりや献身的な姿勢を見ているからだ。だからこそ、私は本当に幸せを感じているよ」

「私はクラブにすべてを捧げる。それはトッテナムだけでなく、インテルやユベントス、これまで監督を務めたすべてのクラブでそうだった。クラブのためこれだけ働いているのだから、当然一日を終えたときに疲れ果てている。そしてだからこそ、彼らは私に長く留まってほしいと思うんだ」

また、コンテ監督はここ数カ月でトッテナムのフィットネスコーチだったジャン・ピエロ・ヴェントローネ氏、イタリアで長く活躍したシニシャ・ミハイロビッチ氏、元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏と、親交のあった人物が相次いで亡くなった件に言及。個人を悼みつつ、これからは家族や友人との時間も大切にしたいと語った。

「個人の面で言うなら難しいシーズンだ。こうした状況が起きると、大きく反省することになる。仕事を最優先にしていると、家族や友人と一緒にいる時間を忘れてしまいがちだからね。この仕事は我々にとって情熱だが、そのために多くのものを失っている。だから、家族や友人、そして自分自身のためにもっと時間を割いても良いのではないかとも考えてしまうんだ。仕事が人生のすべてではないのだから」

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