「退屈なパフォーマンス」ビッグクラブも注目する鎌田大地、完敗のケルン戦は厳しい評価に

写真：Getty Images

多くのクラブが注目するフランクフルトの日本代表MF鎌田大地だが、ケルン戦は厳しい評価を受けた。

12日、フランクフルトはブンデスリーガ第20節でケルンとアウェイで対戦した。

鎌田はこの試合も先発フル出場。MF長谷部誠も先発し、80分までプレーした。

今週からチャンピオンズリーグ(CL)も再開し、来週にはナポリ戦を控えるフランクフルト。トップ4入りを目指す上ではしっかりと勝利しておきたい一戦だった。

フランクフルトはいつも通りプレスをかけていく戦いを見せたが、こう着状態が続きゴールレスで前半を終えると、ケルンは後半に盛り返し、ショートコーナーから先制。さらに前に出るフランクフルトを尻目にカウンターで追加点を奪うと、FKの流れからもゴール。3-0で完敗を喫し、リーグ戦では8試合ぶりの黒星となった。

この日もボランチで出場した鎌田だったが見せ場はほとんどなく、地元紙のドイツ『フランクフルター・ルントシャウ』はSchwächelnd(低調)と低い評価を与えた。

「時にはボールをはたき、跨ぐことも見せたが、前に出る推進力が足りなかった」

「前進できるのに、戻されることもしばしば。退屈なパフォーマンスだった」

中盤でゲームをコントロールしたいところだったが、うまくいかなかった鎌田。注目を集める中では、安定したパフォーマンスを見せたいところだ。

【動画】フランクフルトが完敗…ケルン戦ハイライト