「できることをするだけ」リーグ7連勝で着実に優勝に近づくアーセナル、アルテタ監督はファンにも感謝「例外的な反応だった」

写真：Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、リーズ・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

1日、アーセナルはプレミアリーグ第29節でリーズと対戦。2位のマンチェスター・シティがリバプールを試合前に下したことで、勝利が必要な状況だった。

試合は立ち上がりからリーズにカウンターで攻め込まれるもGKアーロン・ラムズデールが好セーブで防ぐと、35分にドリブルを仕掛けたガブリエウ・ジェズスがボックス内で倒されPKを獲得。これをジェズスが自ら決めてケガから復帰後、初ゴールを記録した。

このゴールでリードを奪ったアーセナルは、後半早々の47分にベン・ホワイトがガブリエウ・マルティネッリのクロスを押し込み追加点。55分には、ジェズスのパスを受けたレアンドロ・トロサールが粘りを見せると、折り返しをジェズスが決めてリードを広げる。

その後1点を返されるが、84分にはグラニト・ジャカがネットを揺らして4-1で快勝。リーグ戦7連勝を収めた。

試合後、アルテタ監督が勝利に安堵。ケガ人が増えている中で、優勝に向けて自分たちの試合に集中するだけだとした。

「我々がコントロールできることは、我々にできることをするだけだ。ここ数日、そのことについて話し合ってきた」

「インターナショナルブレイクの後、何インカの選手について、色々と厄介な問題があった」

「しかし、彼らはとても優秀で、誰もが試合に入り、納得のいく形で試合に勝つことができたと思う。それは良いことであり、我々がコントロールできる唯一のことだ」

また、ホームのファンについても言及。失点時にもチームを鼓舞する反応を見せてくれたことを喜んだ。

「我々はみんなで歌を歌っていた。鳥肌が立った。観客はエネルギーと信念と愛をプレーヤーに伝え、無条件のサポートを提供する。今日は別の例だ」

「ゴールを許したとき、観客の反応はチームを応援することだった。これはどのスタジアムでも見られず、例外的な反応だ。我々と一緒にいて欲しい。我々はとても興奮しており、それをやりたいと思っている。次の試合に集中し、そこにすべてのエネルギーを注いでいく」