フィオレンティーナが躍進クレモネーゼに敵地で先勝《コッパ・イタリア》

写真：Getty Images

コッパ・イタリア準決勝1stレグ、クレモネーゼvsフィオレンティーナが5日に行われ、0-2でフィオレンティーナが先勝した。

ナポリ、ローマを下して準決勝に勝ち上がったクレモネーゼと、準々決勝でトリノを下したフィオレンティーナの一戦。

立ち上がりから攻勢に出たフィオレンティーナは開始5分、イコネがバラクとのパス交換でボックス右に侵入。シュートに持ち込んだが、GKの好守に阻まれた。

9分のピンチではツァジュートのボックス左からの際どいシュートをGKテラッチアーノが好守で凌ぐと、20分にフィオレンティーナが先制した。CKの流れからビラギのクロスをカブラウがヘッドで流し込んだ。

先制後も敵陣でのプレーを続けて主導権を握るフィオレンティーナが2点目に迫り続けた中、1点のリードでハーフタイムに入った。

迎えた後半、開始5分にデサースにGK強襲のシュートを打たれたフィオレンティーナは、続く58分にもボックス内からデサースにテラッチアーノ強襲のシュートを打たれる。

さらに60分、ブオナイウトとの一対一をテラッチアーノが凌いだフィオレンティーナは、72分にPKを獲得。カブラウのシュートをゴールライン前のアイヴがハンドで止めてしまった。

このプレーでフィオレンティーナにはPKが与えらえるとともにアイヴには一発レッドカードが提示され、数的優位となった。

そしてこのPKをニコラス・ゴンサレスが決めて勝負あり。フィオレンティーナが敵地での1stレグを先勝している。