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チェルシーがアントニオ・コンテの再招へいを検討? 来週にも直接会談か

超ワールドサッカー / 2023年4月6日 12時5分

写真:Getty Images

チェルシーがアントニオ・コンテ氏(53)の再招へいを検討しているようだ。

昨夏にトッド・ベーリー氏が新オーナーに就任して以来、指揮官が目まぐるしく変わるチェルシー。クラブにチャンピオンズリーグ(CL)やクラブ・ワールドカップ(CWC)のトロフィーをもたらしたトーマス・トゥヘル監督(現バイエルン)を昨年9月に解任し、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからグレアム・ポッター監督を迎えたが、プレミアリーグで11位に低迷したことから、2日に解任が発表された。

後任には2019年から1年半にわたってチェルシーを指揮していたフランク・ランパード氏の再招へいが有力視されているが、あくまで契約は今夏まで。クラブ上層部は来季以降のチームを託せる人材を探しており、これまでユリアン・ナーゲルスマン氏やルイス・エンリケ氏の名が取り沙汰されてきた。

しかし、イギリス『インデペンデント』によると、チェルシーはコンテ氏へのオファーを真剣に検討しているとのことだ。ベーリー氏はチェルシーで最後にリーグタイトルを獲得した監督であるコンテ氏を高く評価しているという。

これまでユベントスやイタリア代表で指揮を執ってきたコンテ氏は2016年夏にチェルシーの指揮官に就任。3バックのシステムを用いてクラブをプレミアリーグ優勝に導いたが、翌シーズンは選手やクラブとの対立もあってリーグ戦5位に終わり、シーズン終了後に解任された。

その後、2019年夏に就任したインテルでクラブに11年ぶりのスクデットをもたらしたが、補強戦略を巡ってクラブ上層部と対立して退任。2021年11月からはトッテナムで指揮を執ったが、今季無冠が濃厚になると今年3月に選手やクラブを痛烈に批判したことから、契約解除となった。

チェルシーは現在コンテ氏の代理人と交渉しており、来週には直接会談の場を設ける可能性がある模様。ここで好感触を得られれば5年ぶりの復帰となるが、果たして。

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