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ポルトガル戦1G1Aのなでしこジャパン長谷川唯、結果は残すも課題言及「逆転は良かったですけれど…」

超ワールドサッカー / 2023年4月10日 18時30分

写真:Getty Images

日本サッカー協会(JFA)は9日、公式YouTubeチャンネルにて「Team Cam」を更新。試合直後のMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)のインタビューなど、欧州遠征中のなでしこジャパンの様子を公開している。

今年7月に開幕するオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)へ向け、大会前最後の欧州遠征に臨んでいるなでしこジャパン。7日はポルトガル女子代表と対戦し、先制を許しながらも、MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)とFW田中美南(INAC神戸レオネッサ)のゴールで2-1と逆転勝ちを収めた。

ボランチとしてフル出場した長谷川は1得点1アシストの活躍を披露。所属チームではアンカーを担っているが、日本のダブルボランチでは前線にも絡みやすく、3列目に攻撃のアイデアを持つ選手を置く効果が発揮されている。

試合直後のインタビューでは、失点までの流れを致命的だと語った長谷川。そのうえで逆転勝ちという結果にはポジティブな見解を示しつつ、ボール保持時にシンプルな攻撃1つで裏返される状況を改善していくべきだと残している。

「前半あの流れで失点するというのが、(ワールドカップ本)大会だったら致命的だと思うので、やられ方も簡単でしたし、まだまだ課題の残る試合だったなと思います」

「今までなかなか得点が取れなかったところで、今回2点取れて逆転というのは、結果として勝てたことは良かったですけれど、ボールを回しながらもっと怖さの出せるサッカーをして(いければと思う)。ボールを回しながらあの失点や、ほかのピンチの場面みたいに一気にやられるというところが自分たちの弱点だと思うので、そこをよりアラートに、その失点をなくせば良い試合にはできると思う。そこを集中して修正して、また次の試合に向かいたいと思います」

なでしこジャパンは今後、11日にデンマーク女子代表と対戦。デンマークは7日にスウェーデン女子代表にアウェイで1-0と勝利しており、ポルトガル戦以上に高い強度の試合が予想されるが、メンバー発表前最後の一戦でもあり、個人のアピールにも注目が集まりそうだ。

【動画】ポルトガル戦直後の長谷川唯のインタビューをピッチ上から




【写真】長谷川唯と清水梨紗が新ユニフォームでツーショット

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