中盤2枚を予期せず失うユベントス、今夏インテル行き破談のサマルジッチ獲得に向け視界良好か
超ワールドサッカー / 2023年10月17日 20時33分
ユベントスがウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)に大きな関心を寄せているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えている。
今夏のインテル行きが成立寸前で破談したサマルジッチ。メディカルチェックに前後し、代理人を務める父親のムラデン氏が突如として条件変更を要求したとされ、息子のステップアップを阻害する格好となった。
結果的に今シーズンもウディネーゼ残留となり、引き続き主力としてセリエA開幕8試合に全て出場し、2ゴールをマーク。そんななか、ユベントスはドーピング違反でフランス代表MFポール・ポグバ、さらに賭博容疑でイタリア代表MFニコロ・ファジョーリまで失うことが確実となり、来年1月に中盤を補強する必要性に駆られている状況だ。
サマルジッチについては今夏も獲得を目指していた経緯があり、当事者間の関係構築はクリア。財政が厳しいユベントスではあるものの、サマルジッチの現年俸42万5000ユーロ(約6700万円)を考慮すれば、提示額は最大でも120万~140万ユーロ(約1億8000万~2億2000万円)だという。
肝心なのはウディネーゼとの交渉だが、こちらは400万~500万ユーロ(約6億3000万~7億8000万円)という少々高めのレンタル料を支払い、引き換えに1500万~1800万ユーロ(約23億6000万~28億4000万円)の買い取りオプションを付帯させるプランを練り上げているとされる。
これは今夏のインテルがウディネーゼと合意した際と同じ形、ほぼ同じ金額だといい、ユベントスが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得なら、買い取りオプションは買い取り義務に変化するとみられている。
また、場合によってはイタリア人MFハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャ(23)、ウディネーゼに貸し出し中のフランス人FWマルレー・アケ(22)のいずれかを人的補償として完全移籍で差し出す可能性もあるとのことだ。
セルビア代表のチームメイトであるFWドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス)と兄弟のように仲が良いというサマルジッチ。今のところ、ユベントスの来年1月の新戦力として最も可能性が高い選手と考えられている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
移籍金約50億円でユベントスMFスーレのローマ行きが決着…サインとメディカルチェックへ
超ワールドサッカー / 2024年7月27日 15時1分
-
バイエルンがレンヌの19歳逸材MFドゥエ獲得に本気! オファー拒否も、クラブ史上4番目に高額なオファーを再提示
超ワールドサッカー / 2024年7月24日 12時19分
-
モラタ確保のミラン、次なる最優先事項は194cmCBパブロビッチの獲得…クラブ間交渉進む
超ワールドサッカー / 2024年7月21日 16時54分
-
ユーロで株上げたジョージア代表FWミカウタゼ、モナコ行き拒否から一転古巣リヨン復帰
超ワールドサッカー / 2024年7月19日 7時30分
-
フォファナと個人合意済みのミラン、モナコの移籍金引き上げに備えてサマルジッチにも接触か
超ワールドサッカー / 2024年7月17日 15時24分
ランキング
-
1なでしこJに本音「点の匂いしなかった」 代表OBが持論「消極的」…自分たちのスタイルの“迷走”【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月4日 11時30分
-
2【柔道】涙の阿部詩への〝誹謗中傷〟 金野強化委員長も不快感「全く理解できない」
東スポWEB / 2024年8月4日 3時40分
-
3競泳混合400mメドレー日本8位、池江璃花子「誇るべき結果」…アメリカが世界新
読売新聞 / 2024年8月4日 5時39分
-
4サッカー男子「23歳以下」女子は「無制限」のなぜ 1世紀近い歴史の差、将来は年齢制限導入も?
THE ANSWER / 2024年8月1日 14時33分
-
5パリ五輪・柔道「待て」をめぐる“疑惑の判定” 全日本柔道連盟の元審判員は、「あんな下手な判定はない」「背中を叩くのは基本中の基本」と指摘
NEWSポストセブン / 2024年8月4日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください