ガザへ連帯示すアルジェリア、「追って通知あるまで」すべてのサッカーの試合を中止…

写真：Getty Images

アルジェリアサッカー連盟(FAF)が、ガザへの連帯を示すため、「追って通知があるまで」すべてのサッカーの試合を中止すると発表した。

以前からパレスチナを支持するアルジェリアは、ガザ地区でのイスラエル・ハマス紛争を受け、2026年ワールドカップ(W杯)アジア予選とAFCアジアカップ2027に向けたパレスチナ代表に関わるすべての公式・非公式試合を自国で主催することを決定。さらに、これらのイベントに関連するすべての費用を負担することを約束した。

これにより、国際サッカー連盟(FIFA)の承認を得た場合、2023年11月21日に予定されている2026年W杯アジア予選のパレスチナ代表vsオーストラリア代表はアルジェリアで開催されることになる。

さらに、17日夜にガザのアル・アハリ病院が爆発事故に遭い、少なくとも471人が死亡した痛ましい被害が出た翌日にFAFは、ガザへの連帯を示すため、「追って通知があるまで」アルジェリア国内で行われるすべてのサッカーの試合を中止すると発表した。

「アルジェリアサッカー連盟(FAF)は、抵抗する兄弟的なパレスチナ人民との連帯を表明し、またガザ地区で占領下のパレスチナ住民に対して犯されたシオニストによる残忍な攻撃の犠牲者となった由緒ある輝かしい殉教者の記憶に敬意を表して、次のことを決定した。追って通知があるまで、すべてのサッカー競技会および試合を中止する」