「この移籍は素晴らしいものになるはず」…ケインが自身の後釜候補ソランケにエール

写真：Getty Images

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、古巣トッテナムに新加入となったイングランド代表の後輩にエールを送った。

昨年夏にバイエルンへ移籍するまでアカデミー時代から数えてトッテナムに19年間在籍したケイン。在籍期間を通じてクラブ史上最多の280ゴールを決めたレジェンドストライカーは、その古巣が自身の移籍後初めて獲得したストライカーであるFWドミニク・ソランケにアドバイスを送った。

10日、バイエルンの一員としてトッテナム・ホットスパースタジアムに初凱旋となったケインは3-2で勝利した古巣とのプレシーズンマッチ後、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた。

その際、総額6500万ポンド(約122億円)でボーンマスから加入したストライカーがクラブにとって必ずや素晴らしい補強になると語った。

「この移籍は素晴らしいものになるはずだ。ドム(ソランケ)は素晴らしいプレーヤーで、優れたインテンシティとスピードを活かしてプレーできる」

「アンジェ(・ポステコグルー監督)のプレースタイルから鑑みれば、彼がこのチームで多くのチャンスを供給されることは間違いない」

また、「ドレッシングルームで彼と会って幸運を祈ったよ。もちろんいいシーズンを過ごしてほしいと思っている」と、この試合をスタンドから観戦していたソランケと直接会話し、激励したことを明かした。

ケインの言葉通り、オーストラリア人指揮官のアタッキングスタイルに加え、多士済々のチャンスメーカーが揃っているトッテナムにおいてボーンマス時代以上にゴールチャンスは増えることが期待されるだけに、ソランケにはキャリアハイのプレミア19ゴールを挙げた昨シーズン以上の活躍が期待されるところだ。