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31歳にして1年以上も棒に振る大ケガ…ネイマールによぎった引退の二文字 「諦めたくなる日も」

超ワールドサッカー / 2024年11月22日 17時45分

写真:Getty Images

ブラジル代表FWネイマールの頭に引退の二文字がちらついたようだ。

昨夏からアル・ヒラルに活躍の場を移したが、昨年10月の代表戦で左ヒザの前十字じん帯および、半月板断裂の大ケガ。10月21日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で369日ぶりに復帰した。

今月に入ってのACLEで右ハムストリングを痛め、また新たな試練に直面するが、1年以上もかけて治した昨年10月の大ケガはキャリアでかなりきついものだったという。

『Netflix』で配信されるサウジ・プロ・リーグのこれまでを追ったドキュメンタリー『Saudi Pro League: Kickoff』で選手復帰を諦めかけたと話す。

「目が覚めると、諦めたくなる日もあった。正直に言うと、このケガはキャリアで最もショックなものだった。最初の1カ月は本当に悲しく、精神的にも落ち込んだ。深刻で長期のケガなのはわかっていた。傍観者であり続けるのはつらかったよ」

「ケガの始まりはとても複雑。最初は痛みだけ。ただただその痛みがなくなればいいと思っていた。できるだけ早くヒザを曲げたかったね。その動きを取り戻すことで、痛みを消し去りたかったんだ」

その活力になったのが周りの存在で、「愛する人や、家族、友人がそばにいなかったら、あんなケガから復帰するのは難しかったはず」とも。そして、こう続けた。

「本当に心も身体もおかしくなるんだ。僕はもう20歳じゃない。ケガをしたときは31歳だ。友人や、家族がそばにいてくれて本当に感謝している」

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