C・ロナウドがバロンドールと古巣ユナイテッドに持論｢ヴィニが受賞しなかったのは不公平｣、｢監督を代えるだけでは十分じゃない｣

写真：Getty Images

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが27日、ドバイで開催されたグローブ・サッカー・アワードの授賞式で今年のバロンドールと、古巣マンチェスター・ユナイテッドが抱える問題について言及した。

この授賞式で中東最優秀選手賞を受賞したC・ロナウドは檀上にて、今年のバロンドールでレアル・マドリーFWヴィニシウスが受賞を逃したことに言及した。

｢ヴィニがバロンドールを受賞しなかったのは不公平だった。この場で正面から言うよ｣

このコメントを受けて同じ会場に居た、年間最優秀選手賞と最優秀ストライカー賞をダブル受賞したヴィニシウスは｢クリスティアーノが僕を最高と言ってくれたことが、自分としては最高だよ｣と返した。

また、ルベン・アモリム監督が就任したものの浮上の兆しが見えない古巣ユナイテッドにも触れ、暗にフロントへの問題を言及した。

｢水族館と同じで、病気の魚が居た場合、それを取り除けば問題は解決すると考える。だが、同じ水槽に戻したら魚はまた病気になる。ユナイテッドの問題は根深い。監督を代えるだけでは十分じゃない｣