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リトマネン氏以来31年ぶりとなる「MF登録の得点王」へ? 蘭1部で代表歴ゼロの23歳オランダ人MFが得点ランキング首位に

超ワールドサッカー / 2025年1月14日 15時21分

写真:Getty Images

トゥベンテのオランダ人MFセム・ステイン(23)に対する注目度が上昇中。必然的にステップアップも話題に上がる。

国際的に無名な23歳、ステイン。

現オランダ2部のADOでプロデビュー後、VVVフェンロやUAEのアル・ワフダへ期限付き移籍。2022年夏に移籍金ゼロでトゥベンテへ加入し、1年目の22-23シーズンは取り立てて目立つ活躍があったわけでもない。

だが昨季、オランダ1部・エールディビジで17得点をマークし、知名度が上昇。そして今季、ここまで17試合で15得点を叩き出し、とうとう得点ランキングの首位に躍り出た。

ステインは、ゴールを量産する攻撃的MF。

FW登録の選手ではないにも関わらず、主要リーグで得点ランキングのトップとなり、もしこのまま得点王なら、エールディビジでは1993-94シーズンの元フィンランド代表MFヤリ・リトマネン氏以来、31年ぶりの快挙ということに。

昨年末のイブに契約を2028年6月まで延長しているのだが、年明けから去就への注目度が高まっており、「今冬中にステップアップするのでは?」との見立ても。ただ、クラブTDはこれらを牽制するように「契約解除金はない」「合意できる額など存在しない」とコメントした。

具体的な移籍先の候補が上がっているわけでもないが、世代別も含めてオランダ代表歴の一切ない23歳が、エールディビジの得点ランキングトップに。それもMF登録でありながら。

今後、セム・ステインを巡る動きが加速していくことは間違いないだろう。

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