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「残念ではあるが…」補強なしに終わったアーセナル、アルテタ監督は目的果たせずも不満はなし「特定のタイプの選手だけ獲得したかった」

超ワールドサッカー / 2025年2月5日 12時55分

写真:Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、冬の移籍市場の終了を受けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。

3日、プレミアリーグの冬の移籍市場が終了。プレミアリーグで2位につけるアーセナルは、レンタル移籍も含めて1人も選手を補強せずに終えた。

エースであるイングランド代表FWブカヨ・サカ、そしてブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが負傷離脱中となり、前線がかなり手薄な状況。ジェズスに至っては今シーズン中の復帰はなく、サカは3月になんとか復帰が間に合う見込みだ。

そのため、前線の選手を中心に補強に動いていたアーセナル。アストン・ビラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスの獲得に動いた他、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの獲得にも動いたが、いずれも叶うことはなかった。

アルテタ監督は今冬の補強が実現しなかったことについて言及。チームとして明確な意図があり、目指したタイプの選手のみ獲得を考えていたと明かした。

「チームに貢献できる選手を獲得し、チームを強化する機会を常に模索するという明確な意図があった」

「その意図は達成できず、その意味では残念ではあるが、特定のタイプの選手だけを獲得したいと強く思っており、その点でも非常に規律正しく行動することが必要であることも重々承知している。そして、そのように行動できたと思う」

それでも手薄なストライカーを補強したかったはずのアーセナル。ただ、アルテタ監督は今いる選手たちが成長することも大事だとした。

「私とクラブの立場から、チームを強化できるならば強化したいという意向について、非常にオープンに話し合っていると思う」

「最も重要なことは、チームとチーム内の個人を強化し続けることだ。なぜなら、彼らは我々が持っていて、我々が愛している人たちだからだ」

「この後はそのことについて議論するつもりはない。移籍市場が開いていた時から続けてきたことに集中する」

また、アーセナルはプレミアリーグが制限する国内でのレンタル移籍をFWラヒーム・スターリングとGKネトで使用しているため、レンタル移籍ならば国外からの加入しかない状況。国内であれば完全移籍のみとなるが、費用対効果を重視するクラブのルールにより、今回は断念する形となった。

補強できなかったことへ不満はあるか?と聞かれたアルテタ監督は「ノーだ。なぜならば、ベストを尽くし、正しいプロセスで物事を進め、同じ意図や意思を共有する人々を目の当たりにし、それが達成できなかったとしても、学ぶことはある」とコメント。「それはその瞬間に重要だった部分であり、今は前に進まなければならない。そうした方が良かったのかどうかは、誰にも分からないが、シーズンの終わりにはそれが分かるだろう」と、補強が全てではなく、同じ考えを持っての決断のため、不満はないとした。

一方でシーズン終了後の夏の補強についても言及。スタンスを変えることなく、しっかりとチームの強化、成長につながる人材のみ獲得すると語った。

「分からない。私が言いたい規律正しいということは、あらゆる面で、チームを本当に大きく成長させてくれると我々が信じているタイプの選手のことだ」

「財政面では、これまで我々を導いてきた道を歩み続け、そこからさらに向上するためには多くの方法がある」


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