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日本ネットワーク技術者協会、「IPv6基礎検定」を4月3日から実施

週刊BCN+ / 2023年3月16日 16時51分

日本ネットワーク技術者協会、「IPv6基礎検定」を4月3日から実施

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 日本ネットワーク技術者協会は、小川晃通氏問題作成による「IPv6基礎検定」を4月3日から全国350カ所で実施する。

 同協会は、IPv6が普及する中、IPv6を理解したネットワークエンジニアを育成する際のメジャメントが必要と考え、IPv6検定を立ち上げる。

 エンタープライズ環境でのIPv6のデプロイについて紹介しているRFC 7381では、「IPv6はIPv4よりもセキュアというわけではない(IPv6 Is No More Secure Than IPv4)」という章がある。その章では、IPv6がIPv4よりセキュアというわけではないと明記されている。そしてIPv6にとって最大の脅威は、セキュリティを確保しながら運用できる経験者が不足していることであるとも記載されている。

 IPv4アドレスの枯渇とともに、IPv6対応が求められる環境が確実に増えている。IPv6を理解したネットワークエンジニアが増えることで、IPv6対応がスムーズに行えるようになるとともに、IPv6を知らないことで発生するようなセキュリティや運用上のリスクを回避または軽減できようになる。そこで、IPv6の専門知識をもったネットワークエンジニアを育成する機運を高めるべく、IPv6検定を立ち上げることにした。

 IPv6基礎検定の対象は、初級ネットワークエンジニアとネットワークの運用管理を行う人。主教材はプロフェッショナルIPv6第二版。受験時間は60分。設問数は40問で、合格基準は70%正解。受験料金は税別1万円。全国350カ所のCBT-Solutionsテストセンターで通年実施する。

 なお、主教材であるプロフェッショナルIPv6第二版は、電子版を無料で利用できるが、製本された書籍は5500円で購入できるが、SNSで受験宣言した人を対象に先着100人に書籍をプレゼントする。また、合格体験記に応募した人には記念Tシャツをプレゼントする。

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