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男の子と女の子の育て方はこう違う!?

Woman.excite / 2015年8月14日 5時15分

写真


© Patryk Kosmider - Fotolia.com


「赤ちゃんは健康で生まれてくれれば、性別はどちらでもよい!」とも思っている反面、「できれば男の子が欲しいな」「女の子が欲しいな」と望む気持ちは人それぞれあるのではないでしょうか。

「性別の違いは、育て方の違いにも現れる」という声を先輩ママから聞くことがあります。「女の子のほうが、自立が早くて育てやすい」「男の子は女の子の3倍手がかかるし、何度言っても同じことを繰り返す」といった意見を耳にしたことのある人も多いはずです。

子育ては性別ではなく、子ども自身の個性に応じて育てることが大切なことはもちろんですが、性別による差も少なからずあるでしょう。そこで今回は、男の子・女の子それぞれの代表的な特徴と、育て方で意識するポイントについてご紹介します。

男の子に多くみられる特徴
男の子は総じて好奇心旺盛。そのせいか、落ち着きなく見られがちなようです。男の子によくある特徴は、以下の通りです。

あまり周囲を気にしない
落ち着きがなく見えることが多い
1つ1つの動きのスピードが速い
集中力がある
複数のことを同時にやるのが苦手
突発的な行動を起こしやすい
大人からすると無駄に思える動きが多い
言葉でうまく表現できず、手が出てしまいがち

 
女の子に多くみられる特徴
一方、女の子は社交性が高く、男の子よりも承認欲求が強い傾向にあるようです。女の子のおもな特徴は以下の通りです。

おしゃべり好きな子が多い
面倒見がよい
正義感が強い
周りと一緒を好む
「答え」や「成果」を欲しがる
自分を見て欲しい
共感して欲しい
2つ以上のことを同時にできる

この男女の気質上の違いは、脳のつくりに違いがあることが関係しているという説があります。男性の脳は一極集中型で、女性の脳は同時進行型。そのため、男性は女性のように「洗濯機を回しながら、朝ごはんの準備をして、子どもの支度をする」という、複数のことを同時進行させることが苦手。また、右脳と左脳の連携にも違いがある、といった特徴があるといわれています。

このように、そもそも男の子と女の子とでは脳のつくりが違うわけですから、親としての向き合い方も違って当然といえるでしょう。

では、性別と育て方の違いについて、親はどのような意識をしていけばよいのでしょうか。


男の子を育てる時に意識すること
1.むやみにせかさない、ガミガミ言わない
男性脳は集中型=いろんなことを一度に処理できないといわれています。ですから、たとえば注意する時、頭ごなしにアレコレ言っても、その大半は伝わっていないことが多いのです。
また、ガミガミ怒られることは、「僕はだめだ…」という自己否定の気持ちを持たせることにもつながってしまいます。

加えて男の子は、女の子に比べてうまく言葉で説明できず、手が出るといった暴力的な行為におよびやすい場合も多くあります。そんな時は、「どうして今、○○しちゃったのかな?」と質問をしてあげましょう。言葉でどんどん気持ちや思いを表現することで自制心を養っていくことができます。こうした質問は、言葉で気持ちを言う訓練になるはずです。

2.時には心を鬼にして、甘やかさない
男の子のママの多くは、先ほど挙げたような男子の特徴を理解しており、つい「男の子だから仕方ないな」と思ってしまうこともあるでしょう。そのほか、困らないように先回りして準備したり、肩代わりしてあげたりすることもあるのでは?

実はこれらの行為は、子どもの自立心を大きく削ぐことにつながってしまいがち。さらに、子どもを「自分のことは自分でやりなさい!」と叱りつけながらも、一方では手助けしてしまうと、子どもはどうしたらよいのかがわからなくなってしまいます。時には失敗を経験させ、自分で解決策を得るようにすることも大切です。


女の子を育てる時に意識すること
1.気持ちを代弁しない、一方的に注意をしない
女の子は協調性が非常に高いため、相手にも共感を求めてきます。一番身近な存在である親でも、一方的に言われると、拒否反応を示します。そのため親は、その時の子どもの心理状況や心情を受け止めた上で、応援してあげましょう。

特に母親の場合、同性だからと「こういうことが言いたいんでしょう?」と先回りして代弁してしまうことがあるかもしれませんが、これはNGです。女の子は、しっかりと自分の話を聞いて欲しい、そして共感して欲しいという思いがとても強いもの。子どもの話を聞いて、「こんなことを思っていたんだね」とオウム返しをすればOKです。

2.結果だけでなく過程をきちんと見てあげること
わが家の娘が、こんなことを言ったことがあります。それは、娘が宿題をしていた時、「このページが終わったら教えて」とキッチンで食事の支度をしようとすると「ママ、そばにいて。ちゃんと見ていて」と言われました。なるほど、女の子は結果だけでなく、過程もきちんと見ていて欲しいようです。

ですから、過程の頑張りも褒めた上で、結果についても「頑張ったね」とダブルで褒めることで、とても女の子の気持ちは満足するといえるでしょう。

性別が違うということは脳のつくりも違う…このことを頭に入れた上で、それぞれの育児を楽しむことが大切なのかもしれませんね。


(ライター:遠藤光恵)
(遠藤光恵)

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