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イヤイヤ期で子どもがご飯を食べないとき、どうしたらいい?

Woman.excite / 2015年9月19日 6時15分

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ママにとってのイヤイヤ期の難所は「食事」と言っても過言ではないのでしょうか。
「うちの子ご飯食べなくって」「だらだら食べるので時間がかかるんです」なんて、なげくママたちの声をよく聞きます。何を言ってもこちらの話を聞いてくれない上に食事すらまともに食べてくれない。そんなときの必殺技をご紹介したいと思います。


© chihana - Fotolia.com


1.我が子の食事を観察してみよう
まず、子どもの食事の順番を観察しましょう。好きなものから食べる子をパターンA、好きなものを最後に残す子をパターンBとします。

■好きなものを最初に食べる子の場合
好きなものから食べるパターンAのお子さんには、食事の順番を変えてみましょう。好きなものを食べられれば、そこで欲求が満たされてしまいます。嫌いなもの、苦手なものを食べるまでに時間がかかったり、スムーズな食事から一転し遊び食べに流れる子が多いです。

我慢すればするほど好きなものはおいしく感じるはず。「大嫌いなピーマンを乗り越えたさきに大好きなハンバーグがある! 乗り越えた分だけ好きなものがいっそう美味しい!」といったような体験をさせることが大切です。

■好きなものを最後に残す子の場合
好きなものを最後に残す子が食事に時間がかかる理由として、食事の量に問題があるケースが多くあります。もしかしたら、「ちょっと量が多かったかも」なんてことがよくあるんです。

そのため、いったん量を減らしてみましょう。これだけで、きれいに食べきることがあります。もし全部食べられたら「お皿ピカピカになったね! ママ、すごく嬉しい!」と食事に対する達成感を感じられるようにしてあげることが重要です。


2.いったん食べさせないという選択をしてみる
以前、「正しい子ども叱り方って? 良く使うあの一言が躾にはNGだった」という記事にも書きましたが、子どもの学習能力を刺激するためには、経験を元に予測できるようなサイクルを作ってあげることが必要です。

これはさまざまなことに共通しているので、今回は食事サイクルを作ってあげればよいということになります。

せっかく一生懸命作ったごはんを楽しく「さぁ、食べよう」と言ったものの、まったく食が進まないわが子を見ると、カチンと来ることもありますよね。

そんなときは、食べ始める前にまず声をかけます。
「ママ、○○ちゃんのために一生懸命ご飯作ったからおいしく食べてほしいな」「一生懸命ご飯作ったのに食べてもらえないととっても悲しい」。

それでも食べなければ「ご飯食べたくない? 食べたくないなら食べなくていいよ」と伝えます。そこで「食べる」と言うならそのまま食べるのを見届けてあげましょう。大体イヤイヤ期間中の子どもは「食べる」と言って食べないでだらだらしているのがほとんどです。


こうなったら最終手段を告げることを伝えます。
「だらだして食べないなら、もうご飯下げるね」

5分待てど10分待てど、必死に食べようとする気配がなければ王手、食事を下げます。ちなみに、2歳児の食事時間は平均20分~25分に設定するのがおすすめです。

「やだやだ? なんで! 食べるよ! 食べる?!!」と相手は全力で泣くなり騒ぐなり反抗します。

ここで、トドメの一言
「ママはもう○回もお話したよ。それでも食べないなら無理して食べなくていいよ。だから今日はご飯おしまい!」自分の行動に対する責任は自分で取るべきだと教えてあげます。

夜寝る前に「お腹すいた?」と泣いたときには「だから、ママは何度もあのときお話したんだよ?」と話し寝ます。

ご飯を食べない→下げられる→お腹が空く→楽しく遊べない、夜寝れない→次は絶対最後まで食べよう→もりもり食べる→ママが喜ぶ→楽しく過ごせる→お腹いっぱい幸せな気持ちで寝る…。

こんな感じのサイクルを作ってあげてください。

サイクルが出来上がるまで平均2週間です。何度も何度も付き合ってあげることで信頼関係も自信も学習能力もついていきます。
(ポセイドン・ヨーコ)
(ポセイドン・ヨーコ)

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