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カラダに効く! スパイスでお家カレーがスーパーフードに

Woman.excite / 2016年11月4日 20時0分

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カレー

インド、欧風、タイ式等々、スパイシーで風味豊かなカレーは、疲れたときにも食欲を誘います。

実はカレーは、美容と健康を考える人にこそおすすめの料理。その理由は、使われているスパイスにあります。そこで、カレーに使われているスパイスごとのメリットを紹介します。


(c) sunabesyou - Fotolia.com



■インドのお母さんは家族のお医者さん!?
インドには医食同源の考えがあり、伝承医学のアーユルヴェーダを暮らしの中に取り入れています。そのアーユルヴェーダを家の中で司るのは、台所を預かる人。「母は一家のお医者さまだと考えている人も多い」とインド人から聞いたことがあります。

どのように料理の力で健康を維持するのかといえば、それはインド料理には欠かせないスパイスの調節によっておこないます。消化によい、熱の調節をしてくれるなど、スパイスごとに役割を考えながら、分量を調節して料理をつくることが可能だそう。

なかには美容によいとされるスパイスもあり、まさにインドのカレーは悠久の歴史の中で伝えられてきた、アジアを代表するスーパーフードなのです。

ところで、インドには「カレー」という料理はないという話があり、その言葉自体は英語圏で発生したもののようです。語源はインドのタミール語でソースを意味する「カリ」や、ヒンズー語の「ターカリー(おいしいもの)」から転じたというのが強力な説。

インドではさまざまな料理にスパイスが使われ、ひとくちに「インドのカレー」というものを定義することは難しいようです。日本人にとっての醤油やみそが、インド人にとってのスパイスなのかもしれません。

とはいえ、ここではスパイスで煮込んだスープ状の料理をカレーとします。
 
 

■スパイスの役割を知る
美容と健康の観点からも、重要な役割のあるスパイス。実際にインド料理によく使われるスパイスと効能を紹介します。

<カレーによく使われるスパイス>
・ターメリック(ウコン)
カレーと言えばターメリック。インド原産のショウガ科の多年草で、ビタミンC、鉄分、カリウムが豊富です。万能なスパイスといわれ、めぐりに役立つなど女性にうれしいポイントがいっぱい。
また、ターメリックに含まれているクルクミンも、健康によいと注目されています。

・クミン
地中海沿岸地方原産のセリ科の一年草。食欲と消化を助け女性のリズムにもよいとされています。

・コリアンダー
食欲を増進し、消化の働きも助けてくれるほか、ビタミンC、ビタミンE、鉄分なども豊富。最近ではデトックスにもよいとされ、人気が高まっています。


ほかにも、体を温めたいときはショウガを多めに入れます。体が冷えやすいこれからの時季は、とくに効果を感じられるかもしれません。

本格的なインドカレーには挑戦できなくても、ポテトサラダにターメリックをかけるなど、お気に入りのスパイスを入れるだけでもインド風の味に。

とはいえ、いくら健康や美容によいといわれても、小さな子どものがいる家庭では辛さが気になるところ。そんなときはカレーを作る際に、カイエンペッパー唐辛子を控えてマイルドにつくり、大人は食卓で唐辛子の粉を振りかけるようにするとよいいでしょう。

また、無糖のヨーグルトを入れると、辛さが抑えられて子どもに好評のようです。

スパイスを上手に使ったインド風の料理で、毎日を元気に過ごしたいですね。
 
 
(平野智美)

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