サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは【パパママの本音調査】 Vol.310
Woman.excite / 2018年12月7日 6時0分
サンタさんのやめ時っていつ? 子どもの心を傷つけない卒業方法とは
イラスト:まえだゆずこ
まもなくクリスマス、すでに子どもたちがクリスマスプレゼントをリクエストしてきたという人もいるかもしれません。クリスマスの朝、ワクワクしながらサンタクロースからのプレゼントを楽しみに起きてくる子どもたちの姿は何とも愛おしいものですよね。
ただそんなサンタクロースの存在も、子どもの成長とともに、疑いの対象となってしまう日がやってくるかもしれません。サンタクロースからのクリスマスプレゼント、いつまで続ければいいのでしょうか。
■サンタクロース、何歳まで続ける?
アンケートへの回答のうち、もっとも多い35.4%は「小学5~6年生」でした。
小学校入学まで 7.1%
小学1~2年生まで 13.1%
小学3~4年生まで 26.5%
小学5~6年生まで 35.4%
その他 17.9%
全体のうち、小学校1~6年生まで続けると答えた人の割合を数えると、75%もの人が該当しています。親たちはどのようにして、サンタクロースのやめ時を見定めているのでしょうか。
■疑い出したら即終了!信じなくなったらやめる親が多数
イラスト:まえだゆずこ
アンケートでわかったのは、全体のうち4分の3の人たちが、子どもが小学生の間にサンタクロースからのプレゼントをやめているということです。親から寄せられたコメントには、子どもたちがサンタクロースを信じなくなったらやめるという意見が多く見られました。
サンタクロースの存在を信じるか信じないかは、子どもの性格などによるところが大きいため、一概に何歳になったらやめると決めるのは難しいですよね。だからこそ、信じなくなったらやめるとしている親が多いのかもしれません。
それでは、ずっとサンタさんを信じ続けている子を持つ親は、どうしているのでしょうか。
■「子どもたちが気づくまでは信じさせてあげたい」親の思い
親から寄せられたコメントからは、小学生になっても、子どもたちがサンタクロースを信じている間はプレゼントをあげ続けたいという意見が多く見られました。
20歳を過ぎても、サンタさんを信じていたという驚きのコメントもありました。たしかに、信じるか信じないかは人それぞれで、家族の関係性によるところも大きいのかもしれません。
ただし、なかには子どもがサンタクロースを信じているフリをするという場合も少なからずあるようです。
■信じたフリをする子も!? 子どもたちの気遣い
© Y's harmony - stock.adobe.com
子どもたちが信じているフリをする理由はさまざま。信じ続けてもらいたいという親の思いをくみ取る子、プレゼントをもらい続けたい子、下の弟妹への気配りをする子など、それぞれの事情からサンタを信じ続けるフリをしているようです。
まだ年長さんの女の子が、「サンタがいると言えばママたちが喜ぶ」という大人びた発言をしていたとは、心底驚きます。親としては子どもを喜ばせるためにしているつもりが、逆に子どもたちが親に付き合ってくれているようにも思えてきますよね。サンタクロースを取り巻く親子の思いは、本当に各家庭でそれぞれ異なっているようです。
■親に裏切られたと思う子も! サンタのネタバレの恐怖
© milatas - stock.adobe.com
子どもたちを傷つけたくない思いで、サンタさんからのプレゼントを続ける親たち。しかし、そんなサンタの正体を思わぬ形で知ってしまい、かえって親にだまされていたと傷つき、ショックを受けてしまう子もいるのだそうです。
せっかく子どものためを思ってついていたウソが、予想以上に子どもの心を傷つけてしまうとしたら、親としてはこんなにつらいことはありませんよね。それでは、一体どうすれば子どもの気持ちを踏みにじらずに、スムーズにサンタさんを卒業させてあげられるのでしょうか。
■子どもを傷つけないサンタの終わらせ方とは
© milatas - stock.adobe.com
子どもたちへの声掛けとして、ヒントになるようなものがいくつかあったので、紹介したいと思います。
▼サンタはいるけどこれからは親が代わりにプレゼントをあげる
子どもたちに対してサンタの存在を否定はせず、サンタから親にバトンタッチしたと説明して、プレゼントをあげ続けるという親が多いようです。
子どもたちにとってみると、親にウソをつかれていたと傷つくこともなく、プレゼントももらい続けられる点で、いいアイデアのように思えますね。ただ、子どもの方がその話を信じてくれるかどうか、子どもの年齢や性格によっても変わってくるかもしれません。
▼本当のことをきちんと説明する
一方、きちんとサンタはいないことを告げて、本当のことを子どもに説明するという親もいるようです。その際は、これまでどのような思いでサンタクロースからのプレゼントをあげ続けてきたのか、子どもに説明してあげるといいかもしれませんね。誠意を持って話をすれば、子どもとの絆がさらに深まるかもしれません。
■サンタを通して感じる子どもの成長こそが一番のプレゼント
©yamasan - stock.adobe.com
最後にこのようなコメントも紹介したいと思います。
サンタを信じ続けていながら、ほかの人のことまで気を配れるようになった子どもの成長はさぞうれしく誇らしく感じられたことだと思います。サンタクロースは、おそらくどの親も子どもたちを喜ばせたい、思い出を作ってあげたいという気持ちですると思います。しかしこの投稿者のように、実際には親の方が子どもたちの姿から多くのことを学び、幸せな気持ちにさせてもらえますよね。
サンタからの本当のプレゼントは、子どもたちの成長の姿なのかもしれません。ぜひ、終わりまですてきな思い出となるよう、自分たちの家族なりのサンタクロースの終わらせ方を考えてみてはいかがでしょうか。
Q.サンタクロースはいつまで?
アンケート回答数:7249件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
(高村由佳)
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